Beautiful World

降っても晴れても

元気になって!

華原朋美が「制御不能」という理由で、所属事務所から解雇通知。
このまま引退という事態もあり得るということで、非常にショックです。
波瀾万丈の芸能生活だったことは周知の事実ですが、
記事によると、例の破局当時から薬物依存の傾向があったらしい……。

Super Best Singles~10th Anniversary Super Best Singles~10th Anniversary
華原朋美 (2005/12/14)
ジェネオン エンタテインメント

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繊細で壊れやすい、そんな危うさが、彼女の魅力でもありました。
あの時代の幸運を一身に集めていたような、
そんな現実感のない幸福ではなくて、今度は、もっとあったかい、
月並みな言い方だけれど、本当の幸せをつかんでほしい。
何があっても手放さなかった歌も、いつか聞かせてほしいと思います。

タラソワさんの夢?

浅田真央が短期的に指導を受けることになった、ロシアのタラソワさん。
金メダル請負人の彼女は、アイスダンスの指導に定評があり、
男子シングルのアレクセイ・ヤグディンなどを世界王者に導いてきました。

その輝かしい実績に一つ足りないとすれば、女子シングルの金メダル。
もちろん、世界チャンピオンではなく、オリンピックチャンピオンです。
トリノ五輪の数ヶ月前までは荒川静香を教えていましたが、
代表決定のあとで、荒川静香がモロゾフコーチのもとに移りました。
土壇場での荒川静香の選択がいかに的確だったか、
日本のメディアは、こぞって報道しました。
もしも、あのまま師弟関係を続けていたら、結果はどうなったか。
それはもはやわかりませんが、少なくとも、
タラソワさんは千載一遇のチャンスを失ってしまったことは確か。
振り付けを担当したミシェル・クワンも、出場を辞退してしまったし。

そのリベンジを、バンクーバーで成し遂げたいと思っているのかどうか。
その野望があって、真央ちゃんとタッグを組みたいのかもしれない。
などと、勘ぐってしまうわけです。

珠子の涙

今クールで唯一見続けてきた、ドラマ「わたしたちの教科書」の最終回。

明日香の死は、自殺ではなく、事故死でした。
そのことがわかったとき、これまで泣かなかった珠子の頬に涙。
ひとりぼっちでも、いじめられても、明日香は生きることを選んだ。
明日香の強い意志に、明日への希望が見出された最終回でした。

わたしたちの教科書(上) わたしたちの教科書(上)
坂元 裕二、百瀬 しのぶ 他 (2007/05/23)
扶桑社

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わたしたちの教科書(下) わたしたちの教科書(下)
脚本・坂元 裕二/ノベライズ・百瀬 しのぶ (2007/06/27)
扶桑社

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自分の中で整理しきれなくて、まだ感想も浮かばない感じです。
でも、珠子が泣いたことで、救われたような気がします。

タラソワさん

浅田真央が、ロシアのタラソワコーチに弟子入りのニュースに驚きました。
詳しく聞けば、7月の全日本強化合宿の前にロシアに渡り、
一時的に師事を仰ぐとのことで、納得。
メインコーチが、現在のアルトゥニアンさんであることに変更はないそう。
なんとも豪華な布陣で、真央ちゃんをバックアップ!
キス・アンド・クライに両コーチが並んだりしたら、すごい。

タラソワコーチといえば、金メダル請負人。
アレクセイ・ヤグディンや荒川静香をチャンピオンに育てました。
練習が厳しいことでも知られていますが、真央ちゃんなら大丈夫でしょう。
SPの振り付けも依頼するかもしれないとのことで、
どのような新しいコラボレーションが見られるのかしら。
タラソワさんのプログラムは、ゴージャスでタフ。
真央ちゃんが「もう3年しかない」と言うバンクーバー五輪までに、
いろいろな化学反応を試すのも、成長のためなのではないでしょうか。

トリノ五輪のために用意していたという、タラソワさん振り付けの、
ミシェル・クワンのSP・FPも、いつかは披露してほしい!

『女と子どもの王朝史』

講義の参考資料にした、この本がおもしろいです。

女と子どもの王朝史―後宮・儀礼・縁 女と子どもの王朝史―後宮・儀礼・縁
服藤 早苗 (2007/04)
森話社

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平安時代の「家」「儀礼」「儀式」に見出される、「女」「子ども」。
以前の研究では、どちらかというと見過ごされてきた問題でした。

私が興味深く読んだのは、源氏物語の養子・養女問題についてのご論。
この新しい課題をめぐって、すでに何本もご論をお書きの先生の論文です。
光源氏には、「御子三人」という星占いもあって、子どもが少ない。
夕霧、明石の姫君、薫(実は柏木の子)/冷泉帝。
ところが、時は平安の摂関時代だから、子孫繁栄あってこそ、
光源氏の栄華も獲得されてくるわけです。
寡産を補ってくれるのが、養女の存在であり、玉鬘や秋好中宮。
また、六条院世界は、明石の姫君を養女にする紫の上だけではなく、
花散里が夕霧の母代わりだったり、玉鬘のお世話役だったり、
実の母がそばにいたとしても、実際の血のつながり以上に、
光源氏の理想とする母と子の組み合わせが重視され、あてがわれます。
六条院世界の構築を考える、新しい視点です。

オーソドックスだけれど、新しい……、今後の研究のトレンドかも?
そんなふうに、ひそかに思っているところです。

『源氏物語事典』

論文を書くとき、発表準備をするとき、まず手始めに開くのはこんな本。
必要最低限+αのことが要領よく整理されていて、助かります。

源氏物語事典 源氏物語事典
林田 孝和、 他 (2002/05)
大和書房

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こういった事典類はいくつか持っていますが、本書が御用達。
項目数も多く、執筆陣も豪華なラインナップです。

次に確認したいのは、雑誌『国文学』(学燈社)の関連特集号。
自分の抱えるテーマに関係する論文が掲載されているか確認したり、
直接的には関わっていなくても、リンクする問題を見つけたりするのです。

そんな基礎作業を始めるのは夜中が多いので、基礎資料はなるべく購入し、
自室でいつでも、ゴソゴソと下調べできるように準備しています。
次に図書館に足を運んで、コピーの嵐!
夏休みには、このようなお勉強に励みたいと思っています(一応ね)。

梅雨らしく

ようやく梅雨らしく、雨降りの日曜日はのんびり、だらり。
2週間後に迫りつつある学期末試験の構想を練りつつ、
夏休みを夢見て、なんとなく計画を立てたりして過ごしました。
やらなければならないことばかりで、息が詰まりそう。

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この季節になると気づくことですが、意外に、街には紫陽花が多い。
ふと見かける花々に癒されるのです。

失敗は…自分の責任。

放映の始まった、浅田真央の「オリンパス」新CMがいいです。
黒いドレスで、素足で踊る真央ちゃんが、大人っぽくて美しくて。
その宣伝コピーが、また格好いい。

「優勝はみんなの喜び。失敗は…自分の責任。」

勇ましくて、潔くて、意外に大人の真央ちゃんにぴったり。

そういえば、発表されたグランプリシリーズのアサインが話題ですが、
女子シングルは、世界選手権のメダリスト3人が顔を合わせるのは、
早くても、12月にトリノで開催のファイナルとなります。
安藤美姫と浅田真央、キム・ヨナが、みごとにばらけた派遣予定です。
男子シングルも、ブライアン・ジュベール、高橋大輔、
ステファン・ランビエールの3人は、ファイナルまで戦いません。
これで、メダリストは確実にファイナルに進出してくることになりそう。
新プログラムのお披露目も、待ちきれない今日この頃です。

関西大学のサイトで、高橋大輔、織田信成のグログが始まっています。

映画化!

私が中学生に安心して勧めるのなら、この一冊。
梨木香歩『西の魔女が死んだ』が、梨木作品初の映画化だそう。

西の魔女が死んだ 西の魔女が死んだ
梨木 香歩 (2001/07)
新潮社

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山梨県の清里に、西の魔女(おばあちゃん)が住む家が原作に忠実に再現。
そのセットは、08年劇場公開時まで清里に保存されるようです。
イギリス人のおばあちゃん役には、シャーリー・マクレーンさんの娘で、
11年間を日本で過ごし、初主演のサチ・パーカーさん。
今日の朝日新聞夕刊に写真が掲載されていましたが、イメージぴったり!

孫娘のまい役には、高橋真悠(まゆ)ちゃんが大抜擢。
おばあちゃんの娘で、まいのママ役には、人気女優のりょうさん。
まいのパパ役に大森南朋さん、隣人のゲンジ役に木村祐一さん、
郵便屋さんに高橋克実さんという顔ぶれは、なかなか期待できます。

今年の夏休みにも、この名作を手にする女の子が一歩、大人に近づきます。
おばあちゃんの教えてくれる「魔法」は、自立して生きる方法だから。

手紙

来週いよいよ最終回を迎える、ドラマ「わたしたちの教科書」。

明日香と雨木副校長の過去の交流が、明らかになりました。
河川敷の木の根本から珠子が掘り出した、明日香の筆箱は泥だらけ。
その中に入っていたのは、雨木副校長から明日香への手紙。
雨木副校長その人の「手」によって書かれた、直筆の手紙です。
やはり「いじめ」の存在を知っていた雨木副校長は、
きっと明日香を助けてあげる、そう綴っていたのでした。

明日香は「雨木先生のような先生になりたい」と言っていたという。
泥でよごれた筆箱の中で、まだ色褪せずに残っていた金木犀の押し花。
あのオレンジ色は、何を象徴するのでしょう?
まだ遅くない、きっと遅くない、そこに希望はある?

明日香の「教科書」は、珠子に託されました。
明日香の死の真相に、珠子は泣くことができるのか。
だれにとっても、優しい結末だったらいいのに。

復帰

昨年7月にモーニング娘。を「卒業」した紺野あさ美さんが、芸能界復帰。
不祥事が続いていたハロープロジェクト的に、久々のグッドニュース。

彼女は、モーニング娘。の「卒業」と同時に、ハロプロからも脱退し、
芸能界を引退して、かねてからの希望だった大学受験に挑戦。
K大学に合格し、キャンパスライフを送っていました。

当時から、いずれはこの世界に戻ってくるかも、というニュアンスで、
でも、夢のために勉強したい、ということも言っていて、
女子アナみたいなお仕事に興味があるのかな、と思っていました。
でも、まさか、1年後に早くも「復帰」なんて。
惜しまれて「引退」した彼女の「復帰」は、大きなテコ入れ?
フットサルチームに再加入し、そのユニットでCDデビューも果たすとか。

私は、紺野さんが好きだし、頑張ってほしい。
吉澤ひとみ、石川梨華らと組む新ユニットに、関心もあります。
でも、ちょっとばかり、興醒めも否めないかな。
ファンたちに見送られた、あの「卒業」は何だったの?
「卒業」も「脱退」も「引退」も、女の子の一大決心だったのに。
モーニング娘。10年の歴史でも、「復帰」は初ですが、
出入り自由なら、なにやら「卒業」が軽くなってしまう気がする。
今のハロプロには、大胆な外科的治療が必要なことも理解できるけれど。

いえ、私は紺野さんにも、新ユニットにも期待していますよ。

『同級生』

東野圭吾『同級生』は、読後感があまり爽快でなかった一冊です。
彼の作品には、どこかに毒がある。
その毒が喉元に引っかかった気がして、すっきりしませんでした。

同級生 同級生
東野 圭吾 (1996/08)
講談社

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『秘密』や『手紙』にも毒はあったのに、それほど気になりませんでした。
でも、この『同級生』だけは、どうにもならない。

私がはじめて読んだ東野作品が、『放課後』(講談社文庫)。
その『放課後』以来の、学園・青春ミステリーです。
確かに、東野圭吾らしい緻密なストーリーと読ませる文章で、
作品世界にぐんぐんと引き込まれていきます。
だから、小説として、この作品はすぐれているし、成功しています。

それなのに、何故かすっきりしないのは、主人公の造型。
「西原荘一」は、妹をいたわる、頭脳明晰で正義感もあるスポーツマン。
彼の子を妊娠し、交通事故死した同級生「由希子」をめぐる事件。
彼女を愛してなどいなかった「西原」は、常に、
「由希子」の恋人だったならどうすべきかを考えて行動する。
私にはどうしても、この偽善的な「西原」の行動原理が許せない。
幻のヒロイン「由希子」の悲劇は、この作品では救済されないままです。
それに、「西原」は大人を信じず、いつも馬鹿にしている。
大人への不信感の根拠は確かに語られているし、理解はできる。
そういう理屈じゃない苛立ちを抱くことこそが青春かもしれないけれど。
事件は解決しても、なんだか消化不良ばかり。

ん? そんな読後感こそが、作者の周到な計算だったりして?

『秘密』

久々に、東野圭吾『秘密』を読み返してみました。
文庫本の帯封には、「運命は、愛する人を二度奪っていく」。

秘密 秘密
東野 圭吾 (2001/05)
文藝春秋

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映画化もされたベストセラーは、やはり読ませる文章。
ラストに用意されている「秘密」は、やっぱりいい。
ウエディングドレスをまとい、結婚する娘藻奈美は、妻直子なのか。

 ここで何をいっても無駄だ。訊いても意味はない。
 彼女は決して認めない。自分が直子であることを。
 そして彼女がいわないかぎり、彼女は藻奈美だ。
 平介にとって、娘以外の何者でもない。
 「お父さん」彼女がいった。
 「長い間、本当に長い間、お世話になりました」
 涙声になっていた。
 うん、と平介は頷いた。永遠の秘密を認める首肯でもあった。
 (東野圭吾『秘密』文春文庫)


この「秘密」を抱えたまま生きることは、夫婦として生きるよりも、
何かずっと官能的で、崇高な愛情世界のような気がします。


パラソル

梅雨入りした途端に、真夏日が続いています。
心配性の私は、バックには折り畳みの雨傘を常備していますが、
この強い日差しでは、パラソルが欲しくなります。

といっても、パラソルを持ち歩いても、実際に使用することは少ない。
重い荷物(本やらプリント類やら)を抱えていると、
雨ならば仕方がないにしても、日差しなら我慢できてしまうし、
パラソルを差して手がふさがってしまうのがしんどいから。
だからといって、この年齢になって日焼けもしたくないのですが。

クワン、ロシアへ

ミスユニバースの審査員として活躍していたミシェル・クワンが、
アメリカ外務省の親善大使として、ロシアを訪問しています。
米露国交200周年の記念行事の一環ということらしく、
13日から22日までの予定とのことで、学校訪問などを行うようです。
スルツカヤのファンサイト「ビバ!イリーナ・スツツカヤ」さんで知りました。

腰の手術をして、アイスショーからも遠ざかっているクワンですが、
こうして、大学で勉強しながらの社会的活動は活発です。
ロシア訪問では、ジュニア時代からのライバルで親しい友人でもある、
イリナ・スルツカヤと再会できるのかしら?
クワンとともに時代を築いたスルツカヤは、出産をひかえています。
プライベートな話もよくするそうだから、微笑ましい関係。
いつかまた、二人そろって美しい演技を見せてほしいと願っています。

「ホテリアー」

ひそかに、テレビ朝日のドラマ「ホテリアー」も欠かさず見ていました。
今日がその最終回で、いかにも韓流といった構成でおもしろかった。
その「らしさ」を楽しんだという感じがします。

上戸彩演じる小田切杏子が惹かれた、水沢圭吾(及川光博)。
愛しあっていたのに、実は兄と妹だとわかって破局。
しかし、調査報告が誤りで兄妹ではなかったと判明して急展開。
ハッピーエンドかと思いきや、ともにアメリカに行くことを断って、
ホテリアーとして日本で生きることを決意した杏子。
そして、杏子の待つ日本に帰ってくることを約束する圭吾。
視聴者を翻弄させ、はらはらさせる二転三転の嵐!
これが、韓国ドラマの醍醐味かもしれません。
まるで昔の少女漫画のような、波瀾万丈の連続なのです。

かつての少女漫画には、実は兄妹だったとか、
兄妹として育ったのに恋愛感情があって、実は他人だったとか、
そういう設定って、わりと多かったような気がします。
上原きみ子の作品には、度々ありました。
いがらしゆみこ『キャンディ・キャンディ』(講談社)は、
あの『冬のソナタ』が参考にしたことを認めていました。
(その後に撤回?)
ヒットの要因は、悲劇だけれど着地点の見えやすい安心感なのかも。
死んだと思われていた人が生きていて記憶喪失というのは、
大和和紀『はいからさんが通る』(講談社)も同じです。

『紅匂ふ』完結

大和和紀の新刊がもう一冊、『紅匂ふ』第4巻で、完結です。
原案は、今秋放送予定の井上真央主演ドラマ「花いくさ」の原作でもある、
岩崎峰子『芸妓峰子の花いくさ』(講談社)。

紅匂ふ 4 (4) 紅匂ふ 4 (4)
大和 和紀 (2007/06/13)
講談社

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ついに中川竜吾に対する恋心を自覚し、咲子は不倫の恋に。
それも束の間、身を焦がした恋は終わりを迎えます。
芸妓になった咲子は、新しい人生を生み出すため、引退。
救いだったのは、キンタロー先生が帰国し、迷う咲子を助けてくれたこと。
いつか夢見たように、キンタロー先生といっしょに診療所を開業。
竜吾は「咲也」と呼ぶけれど、キンタロー先生は「咲子」と呼ぶのです。

今後は、大和和紀自身の原作のストーリーがいいなぁ。
彼女の作品は、オーソドックスでも、ストーリー構成がとてもいい。
大御所だけにどこかに「ひねり」も用意されていたり。
何より、キャラクターの性格が素直で気持ちいいのです。
咲子はちょっと、大和和紀的なヒロインではなかった気がしました。

大和先生、ぜひ、源氏物語千年紀に向けた企画をお願いします!

聖子ちゃん

そういえば、大和和紀『春はあけぼの殺人事件』(講談社漫画文庫)で、
本名のわかっていない清少納言を、「清原聖子」としていました。
元夫の橘則光は、彼女を「聖子」と呼んでいます。

紫式部もそうですが、後世に名を残した才女といえども、
その本名がわかっていないというのは、残念です。
だれの妻、だれの娘、だれの母という形でしか、記録に残らないなんて。
清少納言や紫式部という呼称は、それでも、彼女たちの才能の証。

清少納言の本名は、一説には「清原諾子(なぎこ)」。
三枝和子さんの『小説清少納言 諾子の恋』という小説がありました。
大和和紀の描く清少納言なら、「聖子ちゃん」がふさわしいかも。
時代の最先端をいくセンスとか、元気のよさ、才気とか、
永遠のアイドルにも負けていないから。

『春はあけぼの殺人事件』

幻の作品がはじめて漫画文庫になり、読むことができました!
『あさきゆめみし』の大和和紀が、清少納言を描いた作品として注目です。

春はあけぼの殺人事件 春はあけぼの殺人事件
大和 和紀 (2007/06)
講談社

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コメディーも得意な大和和紀だから、清少納言の明るさはお好みかな。
負けん気が強くておてんばな清少納言は、大和作品のヒロインらしくて。
『枕草子』の内容や歴史を踏まえている創作でした。
中宮定子のお顔は、『あさきゆめみし』の明石の中宮を彷彿させる感じ。
1991年に描いたということは、『あさきゆめみし』完結の2年前。
清少納言(清原聖子)の夫「橘則光」や、「藤原斉信」の男性人物は、
そういえば、薫や匂宮の容貌と少し似通うところがあります。

 「まろは…… 帝をお慕いしています……
  けれども 一門の栄えのためには
  まろは この方をもだますでしょう
  この世でいちばん愛する人を裏切ることも辞さぬでしょう
  …これはもう…人ではありませんね
  鬼のすることです」
  (大和和紀『春はあけぼの殺人事件』講談社漫画文庫)


中宮定子の悲哀も、宮中に渦巻く陰謀の中で描かれます。
ちなみに、紫式部や中宮彰子は登場しません。
源氏物語千年紀に向けて、今度は紫式部を漫画化してくれないかしら。
大和和紀の筆による紫式部の物語なら、ぜひ読んでみたい!

同時収録は、名作『レディーミツコ』です。
「氾ヨーロッパ思想」を掲げ、ヨーロッパ統合を提唱したのは、
この「黒い瞳の貴婦人」と讃えられた光子さんの次男リヒャルトです。

歯痛

数日前から、歯痛で苦しんでいます。
虫歯は少ない方ではありませんし、歯医者さんはご無沙汰で、
そろそろ診てもらわないと、と覚悟していた矢先。

よくお腹もこわしますが、歯痛はそれよりツライ。
噛むと痛いので、食事も満足にできないし、歩いても響く気がする。
病気のようによく出来る口内炎もあって、最悪です……。

歯痛は治療するとして、口内炎は体質改善できないものかしら。

「Water Me」

ドラマ「わたしたちの教科書」の主題歌CDを買いました♪

Water Me Water Me
BONNIE PINK (2007/06/06)
ワーナーミュージック・ジャパン

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その歌詞は、砂漠に咲く一輪の花みたいに渇望する現代人の叫び。

 乾いた砂漠に凛と立つ花は 枯らさないでと叫ぶの
 Water、Water Me!(水を、私に水を)
 傷も痛みも癒えてゆくのなら ずぶ濡れでいいと
 だから Water Me(私を潤して)
 (BONNIE PINK「Water Me」♪)


ドラマのための書き下ろし曲ということで、テーマ性が近いです。

派遣選手の発表!

早くも、来季のグランプリシリーズの派遣選手が発表されました!
おもな注目選手を抜粋すると(極めて個人的に)、

 *スケートアメリカ
   女子シングル
    浅田舞、安藤美姫
    キミー・マイズナー、キャロライン・ジャン(アメリカ)
   男子シングル
    高橋大輔
    エヴァン・ライザチェック(アメリカ)
 *スケートカナダ
   女子シングル
    ジョアニー・ロシェット(カナダ)
    浅田真央、中野友加里、武田奈也
    エミリー・ヒューズ(アメリカ)
   男子シングル
    織田信成
    ジェフリー・バトル(カナダ)
    ブライアン・ジュベール(フランス)
   ペア
    川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)
 *カップ・オブ・チャイナ
   女子シングル
    カロリーナ・コストナー(イタリア)
    村主章枝
    キム・ヨナ(韓国)
    キャロライン・ジャン、アリッサ・シズニー(アメリカ)
   男子シングル
    ステファン・ランビエール(スイス)
    ジョニー・ウィアー、エヴァン・ライザチェック(アメリカ)
   ペア
    井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組(アメリカ)
 *エリック・ボンバール(フランス)
   女子シングル
    浅田真央、澤田亜紀
    サラ・マイヤー(スイス)
    キミー・マイズナー(アメリカ)
   男子シングル
    織田信成
    ブライアン・ジュベール(フランス)
 *カップ・オブ・ロシア
   女子シングル
    ジョアニー・ロシェット(カナダ)
    キム・ヨナ(韓国)
    中野友加里、村主章枝
   男子シングル
    ジェフリー・バトル(カナダ)
    小塚崇彦
    ステファン・ランビエール(スイス)
   ペア
    川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)
 *NHK杯(仙台)
   女子シングル
    安藤美姫、澤田亜紀、武田奈也
    カロリーナ・コストナー(イタリア)
    サラ・マイヤー(スイス)
    アリッサ・シズニー(アメリカ)
   男子シングル
    高橋大輔
   ペア
    井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組(アメリカ)
 

どの大会も、接戦になってもおかしくない顔ぶれです。
噂通り、話題のキャロライン・ジャンがシニアに上がってきました。
彼女が台風の目となるかどうか……。
引退も示唆していた井上怜奈は、現役続行のようで嬉しい!
個人的には、ロシア大会の女子シングルに興味津々かな。
キム・ヨナも中野友加里も、村主章枝も、表現力勝負の選手だけに。
選手によっては、ファイナル進出よりも国内選手権に照準を合わせるし、
棄権などもあるでしょうから、情勢も変化しそう。

泣かない理由

今日のドラマ「わたしたちの教科書」第9話も、クライマックス。

「ジョーカー」だと思っていたのは吉越先生でしたが、実は熊沢先生。
これは、大逆転の展開で、後半は目が離せませんでした。
「私が、藍沢のためにしてやったのはそれだけでした。」
無くなった靴を探し、給食室のゴミ箱に棄てられて汚れていたそれを、
ハンカチできれいにふき取り、そっと靴箱に戻してあげたこと。
そう、やはり「手」だったのです。
「当校には、いじめはございます。」
ついに、決定的な証言が得られたわけです。

そして、ポーちゃんを標的にしたいじめ問題も佳境に。
きっと泣くから親には打ち明けられない、といったポーちゃんに珠子は、
「涙が出るのは、まだそこに希望があるからなのよ。」
と言いました。
明日香の死から、まだ一度も涙を見せていないのは、珠子です。
救ってあげられなかった珠子には、泣くことも許されないのかもしれない。
ドラマのラストで、珠子は泣くことができるのでしょうか。

そのポーちゃんの部屋、公式サイトのゴミ箱か黒板消しから行けます。

マイズナー、高校卒業

アメリカのキミー・マイズナーが、高校を卒業。
9月からは、練習拠点でもあるデラウェア大学へ進学します。

アメリカの選手は学業にも意欲をもっていて、
エミリー・ヒューズもハーバード大に進学予定です。
マイズナーのように、普通に学校生活を送っていた選手も珍しい。
練習時間の確保のために、多少の融通・優遇はあったかもしれないけれど、
並大抵の努力では、トップスケーターの仲間入りは難しい。
彼女は在学中に、16歳で五輪に出場し、世界チャンピオンになりました。

マイズナーにしても、ハンカチ王子にしても、ハニカミ王子にしても、
何か一つ秀でたものがあり、それに全身全霊を傾けることができたとき、
きっと、あんなにまっすぐに育っていけるのかもしれません。
でも、そのためには、周囲の大人がよい環境を守ってあげなければ。
ひたむきな彼らに、清涼剤的な安心感を求めるのであれば。

水無月

水無月らしく、紫陽花が咲き始めました。
まだツツジもきれいに咲いています。

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毎年のことなのですが、中間テストが終わり、体育祭が果てると、
生徒たちは緊張感が解け、なんとなく態度が変わります。
疲労が出るのは教員も同じで、倦怠感の相乗効果でどうにもなりません。
一学期の最難関が、この水無月です、お互いに。

「紫のゆかり、ふたたび」

2008年の「源氏物語千年紀」事業のキャッチフレーズが決まりました。

「紫のゆかり、ふたたび」

来年11月1日に国立京都国際会館で記念式典を開いたり、
催しや展示、観光など約50の事業を計画しているのだそうです。
改めて、源氏物語という文化のスケールを感じさせられます。
また、いろいろな商業と結びつきやすいところが魅力なのでしょう。

今年の11月1日にも、京都駅付近でプレイベントが開かれます。
まだまだ、関連行事・商品などに発展していきそうな勢い。
肝心の研究活動では、どんな動きが出てくるのか、楽しみです。

チャージ

遅ればせながら、ようやく導入してみたJRスイカ。
すでに3回は、券売機でチャージしています。
「ピッ」という便利さで、消費する感覚が麻痺してしまわないか、
計算の苦手な私は、それが心配だったのでしたが、それは杞憂でした。

何故かというと、チャージしておいた金額が見る見る減るから!
改札を通るときに表示される残金が、どんどん少なくなっていきます。
お財布から減っていくよりも、数字で突きつけられると、ショック。
大学に行くには片道1000円以上かかるので、無理はありません。
学会続きで、最近は外出も多かったし……。
交通費、何か手許に残るわけではないのに、馬鹿にならないです。
かといって、交通費を削るわけにもいかないし、倹約、倹約。

JOC最優秀賞

少し前のことになりますが、安藤美姫がJOC最優秀賞を受賞しました。
五輪「惨敗」から見事に世界チャンピオンに輝き、納得の受賞。
同じく特別功労賞には、高橋大輔が選ばれています。
世界選手権で日本男子初の銀メダルを獲得し、こちらも文句なしの選出。

ワールド・フィギュアスケート 28 (28) ワールド・フィギュアスケート 28 (28)
(2007/04)
新書館

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でも、世界女王になってからが正念場。
バンクーバー五輪までには、まだまだ新星も登場しそうだし、
キミー・マイズナーを見ていても、女王のプレッシャーは相当。
女王になることよりも、女王であり続けることの方が、よほど難しい。
来季は、女王にふさわしい演技内容を求められるはずです。
それが評価されたとき、安藤美姫は本当の銀盤の女王になるのです。

腕時計

第二部の法廷闘争に突入した、ドラマ「わたしたちの教科書」。

珠子は法廷で、そっと、腕時計に触れました。
明日香が新しい教科書を買うために質に入れた、腕時計。
父謙太郎の、もう動かない腕時計を手にし、珠子は闘うのです。
それにしても、珠子は泣かない!

このドラマのタイトルが、「わたしたちの教科書」である意味は、
きっと、これから重要なメッセージになるのだと思います。
「紛失」したとされる、悪戯書きされた明日香の教科書。
あの無惨な教科書は、残された者たちにとってこそ、「教科書」。

ノベライズも刊行されたようなので、読んでみたいと思います。

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