Beautiful World

降っても晴れても

始まりは、赤と黒

昨日、フジテレビで放送された、「ドリーム・オン・アイス」を録画鑑賞。
驚いたのは、多くの選手の衣装が赤と黒だったこと。
例年も、ある程度の流行はありますが、これはどうしたことでしょう。
プログラムも、タンゴ系が多く、総じて重厚だった気がします。

武田奈也は相変わらず元気いっぱい、笑顔いっぱい。
昨季の世界ジュニアで16位と惨敗した、水津瑠美の「ナディア」は、
エキゾチックで魅力的なプログラムだから、世界の舞台で披露してほしい。
小塚崇彦は、彼らしい、ちょっとクラシカルでノスタルジックな雰囲気。
伸び盛りの彼女たちがどんな新シーズンを迎えるか、楽しみです。

村主章枝の、パントマイムを取り入れた「ピエロ」はまさに村主ワールド。
表情は明るく、昨季よりも身体がよく動いているみたい。
モロゾフ氏に師事して、復活の鍵はやはりジャンプでしょう。

これぞ女子フィギュア、という演技を見せてくれたのは中野友加里。
「ウエストサイドストーリー」から「somewhere」を披露してくれましたが、
またスケーティングが滑らかになったように感じました。
丁寧な手の動きも映え、細かいステップがなかっただけ清涼感を感じて。

ジョニー・ウィアーやステファン・ランビエールは、彼ららしい演技。
国内復帰を大歓声に迎えられた、織田信成にブランクは感じられません。
ジャンプもきれいに跳んで、モロゾフらしい動作も無難にこなし、
韓国で見せたときよりも、滑り込んだ印象の「トスカ」でした。
一方、モロゾフ氏と離別した高橋大輔は、早くもSPを披露しました。
宮本賢治が振り付けたという「eye」は、彼の個性を生かしたプログラム。
力強さにしなやかさ、色気も加わって、モロゾフ作よりもいい感じ?

高熱で無理をして出場したらしい安藤美姫は、なんと「ボレロ」。
いつか滑りたいと熱望していた曲を、EXにもってきました。
世界選手権の途中棄権からの復帰でしたが、肩の痛みなどはまだ。
ジャンプは完全復活とは言えませんが、「ボレロ」をよく滑りこなしています。
涙の引退願望から涙の復活を繰り返す安藤美姫だから、次は復活か。

圧巻は、世界女王となった浅田真央の、タラソワ作の「Por una Cabeza」。
EXと言っても、彼女のもつ技術の高さを余すところなく生かした印象。
その自信に満ちた、観客に向けられた表情も、女王の貫禄あり。
スケートに貪欲な選手ともっと貪欲なコーチの出会いは、こんなにも幸福なのだ。

甲府へ

某学会に参加するため、雨の中、甲府へ向かいました。
夕方まで熱のこもった発表を拝聴し、気分も少しは前向きに?
いえ、前向きにならなければなりません。

今日、いわゆる中古文学に関する発表をしたのは、全員が女性。
会場にも、女性の若手研究者の姿が多かったように感じます。
思い出したのは、清水好子『紫式部』(岩波書店)。
『紫式部集』や『紫式部日記』の記述から、紫式部の少女時代、
女友だちとの豊かな交流を浮き彫りにした論でした。
『源氏物語』の女たちへの、紫式部のまなざしが培われた土壌です。

『源氏物語』の雅び

さすが源氏物語千年紀で、関連のイベントが目白押しなのですが、
本日は、日本女子大学において、「『源氏物語』の雅び」。

後藤祥子先生の「一条朝と前代の往還」と題したご講演を拝聴しました。
実は私、はじめて買った研究書が後藤先生のご著書でした。
『源氏物語の史的空間』(東京大学出版会)です。
大学の2年生だったとき、近くの書店で見つけたのです。
履修していた基礎演習で夕顔巻を読んでいて、その発表準備のために。
今日も紹介された「尚侍攷」など、その後も繰り返し読みました。

つい先日に出たばかりの論文にまで目を配った、歯切れのいいお話。
大和和紀『あさきゆめみし』の独自性にも触れられた、
学問的でありつつも、柔らかな解説に聞き惚れ、感銘を受けました。
その後の、演奏と解説「六条院の女楽」も堪能し、源氏三昧の一日でした。

続く寝不足で頭の回転はよくありませんが、暦は待ってくれません。
大量のお仕事も届き、そろそろ気分転換しないと……。

『はっちゃん日記』6

眠れない夜は、こんな愛らしい「はっちゃん」に癒されています。

hatch!!!!!!はっちゃん日記 6 (6)hatch!!!!!!はっちゃん日記 6 (6)
(2008/06)
八二 一

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こんな一冊に癒しを求めるなんて、そんなに私は病んでいるのか、
それとも、これくらいで少しは気分がまぎれるのだから重症ではないのか。
期末試験も近づいてきて、落ち込んでばかりもいられません。

「ラスト・フレンズ」

予想外(?)のヒット作となった、ドラマ「ラスト・フレンズ」。
私も、視聴率がいいらしい、と話題になってから、見始めました。
だから、ほとんど後半の内容しか知りません。
でも、衝撃的な部分はもちろん、人物に陰影がついていて、
下馬評の高かった2つのドラマよりも、はるかに見応えがありました。

群像劇だったわけですが、みんなが傷を抱えている。
その傷を抱えた主人公たちが、肩を寄せ合って暮らす「シェアハウス」。
妊娠した美知留の回想から始まった(らしい)ドラマで、
美知留、瑠可、タケルのモノローグが入る、「過去」の物語だから、
傷が癒えなくとも、彼らは最後に「シェアハウス」を出て、強くなるのだ。
私はなんとなく、そんな最後を予想していたのですが、そうではなかった。
一度はバラバラになった仲間が、「シェアハウス」に戻ってくる。
いや、みんなは成長しているのだろうけれど、いっしょにいることをやめない。
数年前のドラマならば、きっと、彼らはそれぞれの新しい未来を選ぶ。

ラスト・フレンズラスト・フレンズ
(2008/06/20)
浅野 妙子百瀬 しのぶ

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友情と呼ぶには家族的すぎて、家族と呼ぶにはいびつで、でも絆は深い。
名づけがたい関係性が、あの「シェアハウス」に成立していました。
その関係がいつまで続くのかわからなくても、補完し合うかのように。
むしろ、簡単に定義づけできるような関係こそ、脆い現在なのかもしれない。

不眠症と憂鬱は、だらだらと続いています。私にも「シェアハウス」を一軒……。

「ゼフィルスの森」完結

長期連載になりそうもなかった、大和和紀「ゼフィルスの森」が完結。
8月には、コミックス発売ということです。

やはり「蝶々先生」が活躍し、森林開発阻止へ奮闘。
絶滅のおそれのある赤いゼフィルスを見つければ、開発できない、と、
「真奈」たちは必死に蝶をさがすのでした。
「おばあちゃんの大切なものみんな」を守るために。
そして、マザー・ツリーを、クロを守るかのように現れたゼフィルス。
森は守られ、すっかりたくましく成長した真奈は、東京へ帰るのです。

「おばあちゃん」は、真奈のママ、娘の「薫」に謝りました。
かすかに示されていた母と娘の断絶は、真奈によって結び直されます。
「わたくしは…… 浮世離れを気取ったただの老人でしたね」。
設定は似ていても、このあたりは『西の魔女が死んだ』とは異なります。

浅田真央、タラソワ氏に師事

カナダ合宿から帰国した浅田真央は、タラソワ氏に師事すると表明。
おそらくそうなるにちがいない、とは思っていましたが。
荒川静香を世界チャンピオンに育てたのも、タラソワ氏だし、
以前は、モロゾフ氏もタラソワチームの一員でした。
低迷するロシアのフィギュア界のために、現在は奔走しているはず。
日本とロシアを行き来しながら、指導を仰ぐということです。
「女子では自分のためだけにプログラムを作ってくれた。パワーのある方。」
昨季から振り付けを依頼し、短期間の指導で動きが変わりました。
まして、正式にコーチとして指導を受けたら、どんな変化があるか、期待大。
タラソワ氏も、女子の五輪金メダリストを育てたい気持ちはあるでしょう。
要求される水準は限りなく高いと思うけれど、それを達成できれば。

そして、待ちかねた新プログラムの発表もありました。

 SP/ドビッシーの「月の光」(ローリー・ニコル)
 FP/ハチャトリアンの「仮面舞踏会」(タチアナ・タラソワ)

「フリーは動きっぱなし。体力がもつよう自信をつけたい」、
「ショートは盛り上がりのない曲なので、滑りを見てもらえるよう頑張りたい」。
「仮面舞踏会」は、織田信成が、ローリー・ニコル作SPで使用予定。
選手の個性もちがうし、2つの「仮面舞踏会」が楽しめそうです。
「月の光」は、「ノクターン」みたいな軽やかな感じかな。

世界フィギュア、再び長野へ

国際スケート連合は22日、2011年の世界フィギュア選手権を、
長野市で3月21〜27日に開催すると発表しました。
日本ではこれまでに、1977年、1985年、2007年に東京で、
佐藤有香が優勝した、リレハンメル五輪直後の1994年に幕張で、
ソルトレイク五輪直後の2002年に長野で、世界選手権が開催されました。
長野に再び、世代のちがうアスリートたちが集結します。

2010年のバンクーバー五輪の翌年だから、さらに世代交代は進むはず。
長野のリンクに立っているのは、誰か。
そして私は、どこで何をしているのかしら……?
2010年も2011年も、遠い未来のように感じるけれど。

愛着

年下の知り合いが、進路に悩んでいました。
いえ、進むべき道は決まっているけれど、学校選びに悩み中。
私はわりと、大学選びも大学院選びも迷うことはなかったのだけれど。

彼女が言うには、私立が苦手、であるらしい。
彼女いわく、大学までずっと公立育ちで、私立には違和感があり、
私立のキャンパスはきらびやかで、学生もおしゃれで、気後れがする、と。
確かに、大学ならではの学風や雰囲気、学生の気質ってあります。
国公立と私立では、いろいろなちがいもあるのかもしれない。
中に入ってしまえば、案外それほどでもなく、馴染んでいくのでしょうが。

4年、5年過ごした母校のキャンパスには、愛着があります。
教室、図書館や研究室、掲示板、中庭、学食……。
空気に触れれば、元気をもらえる感じがする。
それはきっと、若き日(?)の楽しい思い出が眠っているから。
そんな母校があるというのは、幸せなことと感謝します。

中京大学進学を希望

浅田真央が中京大学への進学を希望している、という報道。
浅田舞や安藤美姫、小塚崇彦も在籍しているし、違和感はありません。
現在は、付属の中京高校に在籍しているわけですし。
何よりも、中京大学には、強化リンクに指定されたオーロラリンクがあり、
別にもう一つ、フィギュア専用リンクが作られるという、環境が整っています。
そうした絶好の環境があるからこそ、拠点を名古屋に戻したのでした。

いつまでもかわいらしい真央ちゃんが来春には女子大生、は驚きです。
ついこの間まで、ジュニア選手だったような気がするのに……。
それだけ、自分も年齢を重ねているということか。

BSマンガ夜話

昨日の深夜に放送された、BSマンガ夜話を録画して見ました。
取り上げられたのは、羽海野チカ『ハチミツとクローバー』。
フワフワした絵柄でもあるし、どう評価されるかと思ったら、案外に高評価。
「こういう作品が売れ、理解されるなら、まだまだ大丈夫」。

コマ割りの複雑さとか、モノローグの担い手が変わること、字の多さなど。
掲載誌変更に合わせて新しい登場人物を登場させて対応している点、
練り上げられた構成や伏線の方法、重層性あるテーマが取り上げられました。
読者の年齢によって、まったく異なる読み方ができる幅をもっていること。
印象的だったのは、「捨てキャラ」がいない、という指摘です。
確かに、端役であっても、必ず最後に着地点を見つけてあげている。
作者のキャラクターに対する、優しい目線がそこにあると思います。
ストーリーを進行させるためだけに使い捨てするわけではない、という。
(この点は、大和和紀にも感じられるところです。)
羽海野さんは、放送を見て感涙にむせんでいるのではないかしら。

そして、はぐちゃんは「モンスター」ではない、だからストーリーになるということ。
物足りなかったのは、修ちゃんについてもっと語ってほしかったところ。
「修ちゃんの人生を私にください」なんて、「おっさんみたい」と言っていましたが。
はぐちゃんが修ちゃんを選ぶ意味を語ってほしかった。

私がスゴイと思うのは、ヒット作であるにもかかわらず、10巻で終わったこと。
だらだらと連載を延長することは、できたと思うのに。
編集サイドの意向もあったのかもしれませんが、英断だったと思います。

額紫陽花

大学のキャンパスに咲いている、額紫陽花です。
毎年見かけるのですが、なんとなく、お星さまみたいでかわいい!

2008061923584120080620004448

この花を好きなのは私だけではないようで、みんなで写メ。
はじめて女子大に足を踏み入れる男性の先生は驚くそうですが、
あちらこちらに季節の花が咲いていて、気持ちがいい。

深夜2時に追記
ああ、そうだ、19日は桜桃忌だった……。そして、
後輩に質問された注釈のちがいが急に気になって、ちょっと調査。
不眠症も、ときには役立つものだ。
でも、簡単に結果が出たので、きっともう解決しているでしょう。

織田くん、新プログラム

約1年ぶり、8月の北米での競技会で復帰する織田信成。
バンクーバー五輪を意識し、モロゾフ氏に師事する決意をしましたが、
新しいプログラムは、昨年演じる予定であったローリー・ニコル作。
モロゾフ氏は、たくさんの教え子を抱えていますが、
自分が振り付けしないプログラムも滑らせることがあるのですね。
お蔵入りすることがなくて、ほっとしました。

  フリー(FP)/「ワルシャワ・コンチェルト」
  ショート(SP)/「仮面舞踏会」

滑りが美しく、膝の柔らかい織田信成だから、おそらく、
ローリー・ニコル氏の振り付けに似合いそうな予感がします。
韓国の「フェスタ・オン・アイス」で披露した、EX「トスカ」はモロゾフ作。
近々に迫った国内復帰、「ドリーム・オン・アイス」ではこちらかな。

昨日、モロゾフチーム入りを表明した村主章枝に関しても、情報が錯綜。
振り付けもモロゾフ氏に依頼、引き続きズーリン氏に依頼とも伝えられています。
SP、FPそれぞれということ、なのかもしれません。
いずれにしても、モロゾフによる、得点の取りやすいマイナーチェンジはありそう。

村主、モロゾフ氏に師事

少し前から噂にはなっていましたが、正式に発表されました。
村主章枝が、ズーリン氏と離れ、モロゾフ氏に師事する、とのこと。
練習拠点をロシアからアメリカに移した、というニュースです。

モロゾフ氏のもとには、安藤美姫、織田信成、リード姉弟がいます。
高橋大輔が離れたとはいえ、日本人選手が多い。
これまでの村主章枝のスタンスと、モロゾフマジックが交わるのか。
モロゾフのプログラムは、ジャンプが決まって云々、という感じもするので、
まだまだ未知数、昨季は低迷した村主章枝を復活させられるか。
また、安藤美姫にとって、村主章枝とチームメイトになることが吉と出るか。
モロゾフチーム、村主、安藤の復活をかけた火花が散りそうです。

浅田真央、高橋大輔のコーチ問題がまだ解決していない中で、
このオフシーズン、水面下でいろいろな動きがあるようです。

それにしても、ここのところよく聞く、「何か変化が必要だと思った」。
世界で闘うアスリートには、決断を迫られるターニングポイントがあるらしい。
私は臆病だから、不眠症になるような事態に陥るのだと痛感します。
アスリートならずとも、えいっ、と踏み切ることが必要なのだ……。

スケートアメリカは激戦!

新シーズンのグランプリシリーズ派遣選手が発表されました。
おもな出場選手は、こんな感じです。
実際には、まだまだ入れ替わりもあるかもしれません。

女子シングル
 アメリカ大会…安藤美姫/中野友加里/キム・ヨナ
          レイチェル・フラット/キミー・マイズナー/ミライ・ナガス         
 カナダ大会…村主章枝/武田奈也/ジョアニー・ロシェット
         キーラ・コルピ/カロリーナ・コストナー/キャロライン・ジャン
 中国大会…安藤美姫/キム・ヨナ/ラウラ・レピスト/サラ・マイヤー
         アシュリー・ワグナー
 フランス大会…浅田真央/ジョアニー・ロシェット/キーラ・コルピ
           エミリー・ヒューズ/キャロライン・ジャン
 ロシア大会…村主章枝/武田奈也/カロリーナ・コストナー
          サラ・マイヤー/レイチェル・フラット/キミー・マイズナー
 NHK杯…浅田真央/中野友加里/鈴木明子/ラウラ・レピスト
        ミライ・ナガス/アシュリー・ワグナー
男子シングル
 アメリカ大会…小塚崇彦/エヴァン・ライサチェック/ジョニー・ウィアー
 カナダ大会…南里康晴/ジェフリー・バトル/パトリック・チャン
          ステファン・ランビエール/エヴァン・ライサチェック
 中国大会…中庭健介/高橋大輔/ジェフリー・バトル/トマス・ベルネル
 フランス大会…小塚崇彦/パトリック・チャン/ブライアン・ジュベール
           ステファン・ランビエール
 ロシア大会…ブライアン・ジュベール
 NHK杯…高橋大輔/織田信成/無良崇人/ジョニー・ウィアー

浅田舞、澤田亜紀の派遣は見送り、鈴木明子・織田信成が1試合インです。  
女子では、圧倒的にアメリカ大会が激戦となっています。
男子は、強いて言えば、カナダ大会が混戦模様となるでしょうか。
ファイナル進出を目指す選手にとって、このアサインはなかなか微妙では。
アメリカ期待の若手女子の活躍が、シーズンを占いそうです。 

快眠には、ホットミルクがいいらしいけれど、実は、牛乳きらいな私。
家では飲まない主義でしたが、お酒の力でも借りる?    

不眠症は続く……

今朝は、朝を告げる鳥の声と新聞屋さんのバイクの音を聞きました。
相変わらず、不眠症に悩まされているのです。
眠いのに眠れないのは、かなりのストレスを感じます。
身体は疲れているし、確かに眠たいのに、なぜか頭が冴えてくる。
せっかくだから、起きて何かをしよう、と思うと、やはり眠くて手につかない。
で、ベッドに入って電気を消すと、眠れない……、その繰り返し。
もちろん、睡眠時間は足りないから、昼間はちょこちょこ眠る……。

眠れないストレスと闘っていると、思考はどんどん暗くなります。
あれやこれやと後悔したり、将来が不安になったり。
とりあえず、明日が来なければいいのに、と嫌になったり。
よくもここまで、と思うような想像力で、果てしなく落ち込んでいきます。
どうせ眠れないなら、生産的なことを考えればいいのですが。
「悩む力」も前進するには必要だというから、今夜も妄想の域にまで……。

『おちゃめなふたご』

子どものころに、好んで読んでいたシリーズです。
イギリスの児童小説家イーニッド・ブライトンが書いた作品で、全6冊。
のちにアニメ化もされた、人気の児童文学です。

おちゃめなふたご (ポプラ社文庫―世界の名作文庫)おちゃめなふたご (ポプラ社文庫―世界の名作文庫)
(1982)
エニド ブライトン佐伯 紀美子

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主人公は、パトリシア(パット)とイザベルという双子の姉妹で、
セント・クレアという寄宿学校が舞台となっています。
この寄宿学校という未知の環境に、とても惹かれたことを思い出します。
真夜中にパジャマパーティーをしたり、先生たちを困らせようとしたり。
生き生きと描かれる少女たちの成長が、とても魅力的でした。

眠いのに眠れない病で悶々と夜を過ごしていると、限りなくマイナス思考に。
海より深く落ち込んでいると、ますます眠れなくなっていくのですが、
前向きになれないときは、過去のことをふと思い出します。
そんなときでも、こうして「書く」ことは放棄できないことも自己把握しました。

『かみながひめ』

今思えば、古典文学を志すきっかけになったのは、この絵本でした。
『竹取物語』にも似通う、シンデレラストーリーです。
小学校の図書館にあり、大好きで、繰り返し読んでいました。

かみながひめ かみながひめ
有吉 佐和子 (1970/01)
ポプラ社

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有吉佐和子の文章だったことに驚きます。
道成寺縁起がもとになっているというのも、改めて知りました。
母親の犠牲によって、美しく長い黒髪を得た「かみながひめ」が、
その黒髪が縁で、なんと「ふじわらのふひと」の養女になる。
求婚者が殺到しますが、その美貌の噂は帝にまで伝わっていき、
母親と観音をまつる寺の建立を条件に、帝の后になります。
縁起によれば、ヒロインは文武天皇の妃で、聖武天皇を生んだのです。
聖武天皇の母といえば、藤原宮子と言われますが……。

「大江山」

中学3年生は、動詞の活用を学びつつ、「大江山」を読了。
まだ助動詞は扱えないので、ゆっくり、内容と古語の意味を確認。
前期末試験では、すべての用言の活用が範囲になります。
(正直、中学3年生には酷だな、と思うのですが、仕方がありません。)

この話は、和泉式部がどれほど名高い歌人かを知らなければ、わからない。
2年生のときに、百人一首を暗記した彼女たちですが、そこは不安。
歌合の歌人に選ばれた小式部内侍の嬉しさや名誉、不安やプレッシャー。
そういった緊張感の高まる中で、定頼が言った冗談の心なさ。
しかし、そのからかいをみごとに切り返してみせた、小式部内侍の才覚。
「母に頼ってなどいない」と、歌意からも、巧みな歌そのものからも、
小式部内侍はきっぱりと否定して、定頼は返歌すらできず、逃げ帰る羽目に。
結局、肝心の歌合などよりも、このエピソードが彼女の評価を高めます。

生徒の関心は、小式部内侍と定頼の関係性にあるようです。
たとえ、ひどくからかわれたからとはいえ、男の袖をつかんで引き留めるとは、
2人はきっと、男女の仲であったにちがいない、と。
一説には確かに、そういう指摘もあるらしいのですが、そうすると、
定頼のからかいは、小式部内侍の緊張を和らげようとしてあげたことに。
でも、そう読んでしまうと、小式部内侍の武勇伝ではなくなっちゃう。
やはりこれは、母親譲りの才能をもちながらも、親の七光りに終わりたくない、
小式部内侍の歌人としてのプライドを強く読み取らないと面白くないかも。

ここのところ、眠いのに眠れない病に取り憑かれ、どうにも不調です……。

『うつほ草紙』

日本文学最古の長編小説である『うつほ物語』を、漫画化した作品。
今日は、珍しく、後輩たちと少女漫画の話題になりました。
古典の漫画化は今では多いですが、『うつほ物語』はこれだけかな?

うつほ草紙 1 (1) うつほ草紙 1 (1)
諏訪 緑 (1995/03)
小学館

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といっても、忠実な漫画化ではなく、大胆に脚色を施した翻案です。
琴の家を継承した俊華牙(としかげ)の宿命が、
スケール大きく描かれた歴史ファンタジーに仕上がっています。

大和和紀『あさきゆめみし』で古典を学んだり、あるいは、
里中満智子『天上の虹』で日本史のドラマを知ったり、
池田理代子『ベルサイユのばら』でフランス革命を理解したり、
そういう体験は、だれもが持っている、と改めて確認できました。
でも、好みの少女漫画は、というと、世代間で差があるみたい……。

ランビエール、アメリカへ

かなり意外で、驚いたコーチ変更のニュースです。
スイスのステファン・ランビエール選手が、練習拠点をアメリカに移し、
ヴィクトール・ペトレンコ氏の指導を受けることになりました。
ペトレンコ氏は、言うまでもなく、1992年アルベールビル五輪で金メダリスト。
彼のコーチのガリーナ・ズミエフスカヤ氏もランビエールを指導する。

ペトレンコ氏とズミエフスカヤ氏といえば、ジョニー・ウィアー選手のコーチ。
なかなか表彰台に届かなかった彼に、世界選手権で銅メダルを獲得させました。
これは、どうだろう、ウィアーの反応はいかに、と思っていたら、
案外、ウィアーは歓迎ムードの様子で安心しました。
「自分を再生させた、2人のコーチの手腕が評価されて嬉しい」とまで。
国もちがうし、個性も異なるから、相乗効果が期待できるかも。

イエテボリでは、5位に終わり、精彩を欠いたランビエールでしたが、
いよいよプレ五輪シーズンを迎えるにあたり、大きな決断を下したわけです。
また一つ成長し、調子を取り戻すには、「変化が不可欠」。
その良い手本がジョニー・ウィアーだったのですから。
さて、元祖・氷上の貴公子は、ランビエールをどう変貌させるか。

『クローバー』20

なんとなく読み続けている、稚野鳥子『クローバー』ですが、食傷気味。
「沙耶」の結婚は、まだまだ先みたい。

クローバー 20 (20) (マーガレットコミックス)クローバー 20 (20) (マーガレットコミックス)
(2008/05/23)
稚野 鳥子

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世の中のOLさんの恋愛って、こんなに波瀾万丈なのでしょうか。
ゴールは、結婚がゴールかはさておき、果てしなく遠い。
いや、恋をして、さあ、結婚でハッピーエンドがいい、というわけではなく。
離婚をとりやめた「村岡さん」にしても、あっさりしていて違和感あり。
そろそろ、ヒロインたちを幸せにしてあげてほしい。
波乱が波乱を呼び、物語は続く……。それが大人の恋愛ってこと?

着地点は決まっている、と作者が以前に言っていたと記憶していますが、
まさかまさか、「沙耶」と「柘植さん」が破局、そして成長する、
なんてことには、ここまで引っ張っておいた挙げ句に、ならないでしょうね?
連載も長期に渡りすぎているかな、とさらに感じた20巻です。

『十人十色「源氏」はおもしろい』

氷室冴子さんが、どこかで『源氏物語』について語っておられたな、
そう思って探していたら、午後、本棚で見つけて、ふと思い出しました。
瀬戸内寂聴さんと対談されていたのです。

十人十色「源氏」はおもしろい―寂聴対談十人十色「源氏」はおもしろい―寂聴対談
(1993/11)
瀬戸内 寂聴

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「氷室冴子の巻ー優柔不断な光源氏」。
氷室さんは、朝顔の姫君や朧月夜が好きだとか。

それにしても、この対談集は豪華な顔ぶれです。
丸谷才一、俵万智、清水好子、大庭みな子、秋山虔、橋本治、
五木寛之、久保田淳、八嶌正治、三島由紀夫と竹西寛子という布陣。

高校生、大学生のころ、祖母の影響もあり、こういう類の本を乱読。
日本文学科に進学したのも、それゆえですが、案外、
現在の仕事にも、どこかで役立っているのではないかなと思います。

「源氏物語の誘惑」

今日は、彩の国さいたま芸術劇場の、「源氏物語千年紀 特別企画」へ。
そのタイトルどおり、「源氏物語の誘惑」に誘われて行ってきました。
「源氏語り五十四帖」のシリーズ企画の、特別版です。

第一部の原岡文子さんの講演は、「六条御息所のまなざし」。
その柔らかく美しい、優しい語りに魅了されながら、聞き入りました。
もののけになってしまうほどの嫉妬や情念をもった、恐ろしい女といった、
偏ったイメージにとらわれがちな人物像を、「まなざし」から見つめ直します。

男が女のもとに通っていく、当時の結婚・恋愛形態から、
明け方の別れは、物語に多く描かれる場面設定となっていますが、
『源氏物語』では、女に心を残したまま帰っていく光源氏を語ることが多く、
案外、男を見送る女の切なさが描かれることは少ない。
それが、六条御息所については、幾度も見出されるのです。
光源氏を「見る」、その視線に、六条御息所の愛情、執着が込められます。
野の宮で別れる場面でも、女房と一体化した六条御息所のまなざしが。
そして、もう一つの「見る」の問題は、「見られる」六条御息所。
あの車争いの場面、素姓をあらわにされた、「見られる」六条御息所は、
「見られる」自分を「見る」ことで、屈辱感にさいなまれるのです。
こうした六条御息所の嫉妬は、『蜻蛉日記』などとは異なるとのこと。

また、箏の琴の演奏や、平安時代のお香「承和百歩香」の再現なども。
いつもながら、贅沢な時間を過ごしたように感じて、心地よい疲労。

氷室冴子さん、死去

少女小説の第一人者、氷室冴子さんの訃報が届きました。
私も、中学生、高校生のころに、彼女の作品を愛読していました。
当時、コバルト文庫が全盛で、中でも彼女は大人気でした。
私が好きだったのは、『シンデレラ迷宮』や『シンデレラミステリー』。
最近は、お名前を聞くこともなくなっていましたが、闘病中だったなんて。

落窪物語落窪物語
(1993/12)
氷室 冴子

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何といっても、「とりかへばや物語」を翻案した『ざ・ちぇんじ! 』や、
人気シリーズで少女漫画化もされた、『なんて素敵にジャパネスク』が代表作。
氷室さんは、『落窪物語』の現代語訳も子ども向けに手がけていますが、
これら平安時代を舞台にした作品は、大和和紀の『あさきゆめみし』同様に、
若年層に古典作品の魅力をアピールし、浸透させた功績は大きい。
『ざ・ちぇんじ! 』が1983年、『なんて素敵にジャパネスク』第1作が1984年刊行。
『あさきゆめみし』の連載開始が1979年からで、その動きは連動しています。
ちょうど、その影響を色濃く受けているのが私の世代かなと思います。

51歳、若すぎる死です。ご冥福をお祈りします。
疲労した金曜日の午後、この訃報に接し、少女時代がまた遠くなったような。

紫の上の臨終

紫の上といえば、光源氏ともっとも長く時間をともにした終生の伴侶。
しかし、紫の上が幸福であったかというと、そうは言い切れない。
彼女は、光源氏の永遠の憧憬の女性である藤壺の身代わりでもある。
そうした矛盾を抱えた、幸福で不幸な存在が、紫の上です。
とりわけ、女三の宮降嫁の後の苦悩は、発病、死へと続いていく、
紫の上の凋落から、その光源氏に対する不信と絶望が色濃くなります。
その解釈に異論がなくても、臨終場面をめぐっては、意見が分かれるのです。

大和和紀『あさきゆめみし』は、原作に抗わないスタイルと取りつつ、
紫の上の臨終場面について、大胆な脚色を施しました。
原作では、紫の上の手をとって最期を見取ったのは、養女の明石の中宮。
大和和紀は、光源氏の腕に抱かれて、紫の上を息絶えさせたのでした。
「私はそう読みたかった。この方が絶対に納得できるのです」
それは、大和和紀のみならず、現代読者の欲望でもあると思います。

紫の上の臨終に、なぜ明石の中宮が立ち会うのか。
ましてや、なぜ、その手をにぎるのが明石の中宮で、光源氏でないのか。
その点に違和感を覚えるのは、大和和紀だけではないはず。
ここに、最期まで修復できなかった、光源氏と紫の上の精神の乖離、
どうしようもない齟齬、亀裂を読み取られてきました。
あるいは、実子のない紫の上ですが、そのいわゆる「母性」は、
光源氏に対する絶望と引き換えに、最大限に賞讃されている、と言えます。

ところが、池田節子「紫の上の臨終場面」(むらさき)の読みはちがいます。
時代状況によって、男女関係や親子関係に対する感覚は異なる。
実子と養子による差は、意外に小さいのではないか。
養女を得たことで、紫の上の人生は「完満」し、臨終場面においても、
ことさらに男女の乖離を難しく読み取る必要もないのではないか、とします。

子雀を飼い、雛人形の世話をかいがいしくしていた少女時代から、
紫の上はやはり、「母性」的な部分を担い、美質として生きた女性でした。
虚構の「母」が養女によって看取られ、「母」役割を全うすることは尊い。
違和感は拭えないにしても、明石の中宮がそこにいる意味は、
もう少し、問われなければならないのではないか、と感じています。

紫の上の妻の座

平安時代の結婚制度に対する、一般的な理解は、おそらく一夫多妻制。
でも、これが案外に厄介で、ややこしいのです。
一夫多妻制という考え方を定説化させたのは、高群逸枝『招婿婚の研究』。
しかし、その主張は現在、批判・修正される方向にあります。
高群逸枝は、平塚らいてうとともに女性運動を始め、
『母系制の研究』など、女性史研究の発展に寄与した人物ですが、
その理論構築に故意の操作があったことが指摘され、支持を失っています。
実際には同時期に併存する妻の数は2、3人程度、とも言われます。
文学研究においても、一夫多妻制と一夫一妻制的な見方が同時に行われ、
史学的見地からの研究成果を踏まえながらも、複雑な研究の現在です。

とりわけ問題となっているのは、紫の上の妻の座に関して。
結婚の経緯からして、光源氏と紫の上の関係性は特異なわけです。
光源氏に誘拐されるように引き取られた紫の上は、父宮家から疎外され、
葵の上や女三の宮のように、公式に認められた上での婚儀を行っておらず、
裳着の式を新枕のあとで執り行う、という異例さだったのでした。
おまけに、紫の上には実子もいません。

これは、古くて新しい、答えの出ない問題だな、と思います。
そもそも、光源氏その人の「准太上天皇」という立場が、特殊です。
その特異で、曖昧な位置づけにある光源氏の妻だからこそ、紫の上も曖昧。
現実の結婚制度や史実が、虚構である源氏物語の世界にどれだけ馴染むか。
また、愛情や信頼という精神世界のつながりこそが序列をつくっている。
女三の宮降嫁による紫の上の苦悩は、何を語るのか。

明確な序列を示さない六条院世界のあり方こそがあぶりだす、
源氏物語の固有の愛情問題を、史実を踏まえつつもきちんと捉えなくては。
最近はあまり論文も読んでいませんが、そんなことを考えました。
読者は、そこに描かれた人物の感情の襞々に心を揺さぶられるのですから。

クマのお葬式

大和和紀「ゼフィルスの森」は、連絡第5回を迎えました。
豊かな自然が、人間の手で脅かされています。

「おばあちゃん」の知り合いのクマ「クロ」は、「真奈」が騒いだために、
村の人々によって、追われることになってしまった。
「クロ」ではなかったけれど、殺されたクマを、おばあちゃんは埋葬する。
「わたくしが最初に騒いで追い払っておけば
クロはもうあそこへは来なかったでしょう」
「おばあちゃん」もまた、後悔し、罪を感じていたのです。
そして、仲間を殺した人間たちに、「クロ」は怒っていた……。

「真奈」は、「おばあちゃん」といっしょに庭の世話をするように。
「自然ってイダイだねーー」
ぎくしゃくしていた2人の関係は、修復に向かっています。

しかし、さらなる問題が発生。
森を伐採し、開発して、IT機器の工場を作る計画が!
その計画を進めているのは、かつて村を捨てた「下川さん」の息子だった。
開発の是非をめぐって、村の人々の意見は分かれそうな予感も。

次回は、表紙&巻頭カラーで、この局面にどんな展開があるのか。
予告には、「様々な思いが交錯する中、真奈が決意したことは?」とあります。
貴重な蝶「ゼフィルス」を追う「のんきなおじさん」が、実は、
有名な大学教授であることも判明し、彼もまた、これから活躍しそう?

『優しい音楽』

3つの短編が収められて、気軽に、サクサク読めた一冊です。
短編がうまい、って、きっと本当の実力なのだと思います。

優しい音楽 (双葉文庫 せ 8-1) (双葉文庫 せ 8-1)優しい音楽 (双葉文庫 せ 8-1) (双葉文庫 せ 8-1)
(2008/04/10)
瀬尾 まいこ

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3編とも、一風変わった関係性の中の、不思議に暖かい優しさの物語。
表題作の「優しい音楽」も、もちろんよかったのだけれど、
私は、何といっても、「タイムラグ」に惹かれました。

不倫相手の8歳の娘を預かることになってしまった「深雪」。
無邪気な「佐菜ちゃん」は、きちんとしつけられた、おとなしいいい子。
「佐菜ちゃん」は、「深雪」を天使の「イザベラ」に似ていると言う。
見た目は悪魔でも、ピンチのときにおいしいものを出してくれる天使に。
「佐菜ちゃん」に導かれて、「深雪」は本当に天使になる。
「敵」にちがいなかった奥さんのために、「深雪」は懸命に弁護していた。
「佐菜ちゃんはこんなにしっかりしたいい子に育っています」
「母親であるサツキさんがきちんと育てているからです」
おそらく、「深雪」はもう、時計をもとに戻して、不倫の関係をやめる。
瀬尾まいこの魅力が凝縮された、珠玉の短編です。

臨海スポーツセンター、存続

高橋大輔をはじめ、選手たちが会見を開いて存続を訴えていた、
大阪の臨海スポーツセンターは、存続が決定しました。

とはいえ、府の運営補助金は、11年度から打ち切る方針とのこと。
練習場所が確保されたということで、まずは安心ですが、
大規模改修が必要となる14年度の時点で営業が改善されなければ、
やはり廃止、という先延ばし案で、経営努力は求められます。
使用料の値上げとか、そういう変化はあるでしょう。

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