『はいからさんが通る』

私のバイブル、大和和紀『はいからさんが通る』(講談社)は、
はじめて読んだ少女漫画であり、おそらく、もっとも繰り返し読んだ作品です。
大和和紀『ヨコハマ物語』(講談社)と同様に、いちばん好きな少女漫画。

はいからさんが通る (4) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る (4) (講談社漫画文庫)
(1995/06)
大和 和紀

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いつ読んでも、必ず泣ける、泣いてしまうクライマックス……。
大和作品に馴染んでいるせいか、そのクライマックスを迎える呼吸がぴったり合う。
作者の王道少女漫画を描く力量なのでしょうけれど、安心感があります。

少尉が失踪して、雑誌記者として働き始める紅緒と、謎の外国人ミハイロフ侯爵。
侯爵は果たして少尉なのか、少尉の異父弟なのか……。
紅緒と青江編集長の関係、関東大震災の混乱の中で取り戻す愛。
そうした後半がドラマチックなのですが、前半の袴姿でハチャメチャな紅緒も魅力。
ギャグ漫画に見えて、実は紅緒は「待つ女」の系譜にあり、悲恋。
番外編の「蘭丸さま純情詩集」では、紅緒は「秋星ちゃん」の母親になっています。



このアニメ版のオープニングテーマ曲を聞いただけで、涙ぐんでしまう……。
でも、アニメは不自然に途中で終わってしまっていました。

Tag:少女漫画 

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