2010
09.30

『ちはやふる』(10)

Category: 少女漫画
末次由紀『ちはやふる』(講談社)も、早いもので、第10巻に突入しました。
「第百首で物語が終わる」というような、「美しい計画」はないそうではありますが、
千早がクイーンになるまで(?)、どれくらい長編化していくのでしょうか。

ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)
(2010/09/13)
末次 由紀

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今回のカバーは、秋らしい紅葉を背景に、太一と新のツーショットでした。

幕を開けた全国高等学校かるた選手権の予選に、新入部員もデビュー。
瑞沢高校かるた部が目指すのは、予選突破のみならず、日本一。
坪口さんが顧問をつとめる朋鳴高校、王者奪還を目指す名門・北央高校……。
「こんなもんですよ」なんて言っていた坪口さんが、こんな熱血の先生になるなんて!
坪口さんが高校の先生になったのが、この伏線だったことになるほど。
新入部員の2人も、かるた部のメンバーらしい自覚が芽生えてきたようです。

坪口さんの言う、「部長面した」、「周りが見えすぎる」太一の成長がテーマ。
「団体戦は個人戦、個人戦は団体戦」という、原田先生のメッセージが心に残ります。
いつも思うのは、この作品には、しっかりと彼らを見つめる指導者がいること。
原田先生だけでなく、北央高校の持田先生、瑞沢高校の宮内先生(女帝)。
そして、彼らも、そうした先生たちの教えや気持ちをしっかりと受けとめていて心地よい。
宮内先生が襷をくれたシーンは、なかなか感動的でした!
高校選手権に優勝したら、という、新のお願いとは何でしょうか?
今後、新の登場の仕方で印象は変わってくると思いますが、千早以上に太一が主人公的。

余談
う~ん、咽が痛い。週末は出かけなければいけないのに、いやな予感です。
昨冬には、声がまったく出なくなるという体験をしたのだっけ……。
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