安藤美姫が優勝!

さて、世界選手権モスクワ大会もクライマックス、女子シングルFPが行われました。
最終グループ1番滑走の安藤美姫は、今季、FPで1位を譲ったことがありません。
絶対の自信をもって臨み、ダブルアクセルからトリプルトーループがダブルになるミスのみ。
今季は、心身ともによく自分でコントロールできている印象で、安定していました。
練習で成功しなかった3回転3回転は回避せざるをえませんでしたが、後悔はないと言います。
見せたいのはその技だけでなくすべて、「失敗すると分かっているのにやる意味はない」。
葛藤はあったのでしょうが、自分の中でぶれないスケート哲学があった様子。
(一方で、試合でも挑戦していくのが、浅田真央の哲学でしょう。)
安藤美姫の優勝は、2007年の東京大会以来2度目です。
女子シングルは、それ以来、5シーズン続けて、アジアから女王が出ているのです。
SPで僅差の2位からの逆転優勝、本当におめでとうございます!

復帰戦をSP首位で折り返したキム・ヨナは、やはり試合勘が戻っていなかったのかな。
ジャンプで大きなミスが2回あり、得点が伸びずに、FPでは2位。
初披露されたFP「オマージュ・オブ・コリア」は、失敗があったせいか、ちょっと地味?

 01、安藤美姫…195.79
 02、キム・ヨナ(韓国)…194.50
 03、カロリーナ・コストナー(イタリア)…184.58
 04、アレーナ・レオノア(ロシア)…183.92
 05、アリッサ・シズニー(アメリカ)…182.25
 06、浅田真央…172.29
 07、クセニア・マカロワ(ロシア)…167.22
 08、村上佳菜子…167.10
 09、キーラ・コルピ(フィンランド)…164.80
 10、エレネ・ゲデバニシビリ(グルジア) 156.24
 11、サラ・ヘッケン(ドイツ)…155.83
 12、レイチェル・フラット(アメリカ)…154.61

SP7位と出遅れていた浅田真央は、今日も、果敢にトリプルアクセルに挑戦しました。
回転不足で意地の着氷となりましたが、ここで諦めなかったことが、演技全体を引き締めたかも。
スピンでふらつくなど、ミスがいくつか見られて、結果は6位となりましたが、
次の五輪に向けて、自分のスケートを立て直すには必要な通過点と思えば仕方がない。
昨日に比べて、今日は表情も少し明るかったので、オフシーズンには気分転換をしてほしいし、
きちんと食事を摂って、年齢相応の体調管理をしてほしいな、と望みます。
佐藤信夫コーチも、1年目は観察期間で、これから本格的な指導に入るつもりではないかしら。

村上佳菜子は、はじめての世界選手権をこの順位で終わることができたのは上出来。
地元ロシアの2選手も含めて、若手のがんばりが光った大会でもありました。

気になったのは、表彰台のキム・ヨナが流した涙、その意味はいったい?
「今後のことについてはまだ詳しく考えていない。人生でもっとも厳しい時期を乗り越えられて幸せ。
なぜだか分からないけど、涙が出てきた。スケートから長く離れていたからかもしれない」。

Tag:フィギュアスケート 

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