大晦日

2011年12月31日、大晦日を迎えました。
今年は、3月11日の東日本大震災から、世界が変わってしまったよう。
何気ない日常が、どれほど尊く、ありがたいことかを身にしみて感じました。
被災された方々に、改めてお見舞いを申し上げ、復興を祈ります。

さて、今年の私を少し振り返って、読んでよかった本ベスト3。
お仕事関係ではない、一般書で思い出してみると……。

 1、六草いちか『鴎外の恋 舞姫エリスの真実』(講談社、2011年3月)
 2、角田光代『八日目の蝉』(中公文庫、2011年5月)
 3、北村薫「ベッキーさんシリーズ」(文春文庫、2006~2011年)

六草いちかさんの労作は、東日本大震災と時を同じくした刊行だったので、
本来ならば、もっともっと話題になり、評価されたはずなのに、注目されなかった?
エリスのモデルを突き止めた、という事実はもちろんのこと、
そこに至るまでのプロセスが、ミステリーを解くようでもあり、スリリングでした。
何よりも、六草いちかさんのエリスへの愛情が伝わってきたのです。
角田光代『八日目の蝉』は、もう圧倒されてしまって、言葉もありませんでした。
「ベッキーさんシリーズ」も、一気に3冊読んでしまったくらい。
こうして振り返れば、読書運がけっこうよかった。

みなさま、2011年も、当ブログともども、ありがとうございました。
そして、新年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
喜びの多い、よい新年となりますように。

Tag:日記 

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