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2013年8月5日「朝日新聞」(夕刊)から、4回に渡る連載がスタート。
テーマは、ソチ五輪を控えているからか、「日ロの架け橋 フィギュア交流史」。
翌日の第2回は、「演技はドラマになった」。

長久保裕氏のコーチとして、モスクワの大会に同行した都築章一郎氏。
当時の日本のトップ選手を指導する立場から見ても、ソ連のフィギュアは革新的。

 ジャンプを跳ばせることしか頭になかった都築にとって、
 助走で踊りながら跳ぶソ連の選手や、
 リンクに併設されたバレエ練習場は衝撃だった。
 「フィギュアスケートをソ連が変えた。演技にドラマを加えた」
 ソ連のコーチに、日本で直接指導させたいーー。
 都築はそんな夢を抱き、20年後の89年に実現させた。
 白羽の矢を立てたのは名門クラブで選手育成方法を確立したビクトル・ルイシキン。
 自身が運営する千葉県松戸市のリンクの従業員として
 就労ビザを取得するのに、6カ月かかった。
 毎年春と冬に1カ月ずつ、夏に2カ月。
 滞在費などは夏だけで約300万円になった。
 ルイシキンは音楽表現の指導に優れていた。
 恥ずかしがる日本の選手に、
 「船乗りとその妻を想像して。出向前日の夜、その切ない思いを表して」。
 ルイシキンの指導を受けるため、
 92年アルベールビル冬季五輪銀メダルの伊藤みどり(43)と
 コーチの山田満知子(70)も名古屋から通った。
 92年に始まった日本連盟の有望新人発掘合宿で、
 ルイシキンは数年間、指導している。
 通訳を務めた鈴木玲子(47)はルイシキンが
 「日本の選手には才能、素質、音楽性もある。しっかり導けば、花開く」
 と口にしていた記憶がある。
 その合宿1期生には、長久保の元でスケートを始め、
 後にトリノ五輪で金メダルに輝く荒川静香(31)がいた。
 (2013年8月6日「朝日新聞」夕刊/「日ロの架け橋 フィギュア交流史」②)

紙面には、伊藤みどりを指導するビクトル・ルイシキン氏。
彼を招聘していなければ、また、日本のフィギュア界はちがっていたかもしれない。
すべての判断、アイディア、選択が、現在の隆盛を導いているのでしょう。

余談
「八重の桜」第37回は、「過激な転校生」。
「旦那さま」と呼ばなくていい、と新島襄が言うのは、尚之助と同じ。
「襄」と呼んでほしい、と言われ、とまどう八重さん。
尚之助のことは、結婚した当初から「旦那さま」とは呼べなかった。
兄と妹のように過ごしてきた八重と尚之助の時間が、そうさせていたことを思い出す。
「私の後ろではなく隣を歩く妻がほしかったのです。時に夫を導き前を歩く妻が」。
再会場面の、「私の好きな妻は、夫の前を歩く、凛々しい妻です」と同じ。
さらに、生徒たちに説く「国とはピープル、人々のことです」。
籠城戦、砲弾が飛び交う中で交わした会話の中、
「私は国とはそこに住む人のことだと思います。会津は、八重さんは、強い」。
尚之助の言う「国」は藩のことで、スケールはちがいますが。
どちらのシーンも、八重の目線の動きから、尚之助を思い出していることがわかる。
それにしても、新島襄の感情の揺れ幅がピュアなこと。
「夫が弱音を吐くことがあっても、いいのではないですか?」
八重と新島襄の新しい夫婦像が、そうして作られていくのだな、と感じました。
でも、尚之助も八重に弱音を吐けばよかった、というのはちがう気がする。
尚之助こそ、強いだけでない、未熟で弱い八重をも知っていた。
時代も問題も異なり、八重はまだ、尚之助の弱音を受けとめる段階ではなかった。
尚之助は、八重のつらさを事前に取り除きたい、という愛情を示したし、
その後、八重が成長し、新島襄の辛苦を分かち合える。
新島襄の目指すクリスチャンホームや思想は、アメリカで身につけたもの。
尚之助は進んだ考えの持ち主だったことになるけれど、それは八重が導き出したもの?
八重がすっかり落ち着いて、周囲をよく見るようになったのも尚之助っぽい。
新島襄の理想にかなう八重さんを、尚之助の愛情が育てたのですね!
 2013_09_15



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