2014
02.28

フィギュアスケートに心を揺さぶられる

荒川静香さんの新著の中で、ドキリとさせられたのは次の部分でした。
私が普段、いつも怯え、悩み、憂えていたことだったからです。
浅田真央の登場と時を同じくして、空前のフィギュアスケートブームが到来。
その浅田真央も、進退を考える時期にきています。
フィギュアスケートという競技を楽しむ方法を、改めて見つめ直すタイミングです。

 時々、理解不十分な結果に対して、「不正だ」「八百長だ」という言葉を使って、
 感情的にブログなどに書き込む人を見かけますが、
 このスポーツを愛する者の一人として、とても残念に思います。
 こういった感情論に左右されて、
 フィギュアスケート本来の魅力から目を逸らしてしまわないように、
 気をつけたいものです。
 すべての採点に納得する必要はありませんが、
 基本的に世界中の関係者たちが力を合わせてこのスポーツを大切に思い、
 守ってきたことを忘れないでほしいなと思います。
 観る人の感性を刺激する芸術面を持ったスポーツでもあるフィギュアスケートは、
 心を豊かにしてくれるスポーツではないでしょうか。
 (荒川静香『誰も語らなかった知って感じるフィギュアスケート観戦術』朝日新書)

細かい採点に気をとられ、心を揺さぶられる機会を失うのはもったいない。
詳しくは、本書をよくお読み頂きたいと思います。

某政治家の失言は、浅田真央に関してよりも、リード組についての内容がより問題。
とはいえ、「みごとに……」などという表現には耳を疑います。
ましてや、試合はまだ終わっていなかったのですから。
こちらはおそらく悪意はなく、ないのに言ってしまう「言葉の軽さ」が罪。
上記に書かれているような、一部のブログや掲示板などの、
特定の選手、過去のメダリストまでを批判し、攻撃する「鋭利な言葉」には、
もっと悲しくなるし、恐怖、疲弊さえ感じてしまうのです。
そういう言葉に触れたくないと思っても、どうしても入ってきてしまうときもある。
もうフィギュアスケートファンをやめてしまおう、と何度も考えました。
でも、それを引き留めてくれたのは、国内外の選手たちの魅力です。
コメント欄を閉じてしまいましたが、私は今もフィギュアスケートファンであり、
心を揺さぶられたこと、感動を、こうして綴っています。

……たまには、こんなことも書かせてください。

余談
今朝の「福島民報」に、長谷川博己さん、西島秀俊さんが再び福島でロケの記事。
再会が叶わなかった尚之助さまと覚馬さん、でも、今回は敵なのよね……。
そういえば、照姫は、明治17(1884)年2月28日、51歳で死去。
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