2015
10.31

永井2位、村上が首位

さて、グランプリシリーズ第2戦は、男女シングルともに波乱の幕開けに。
新旧の実力者がそろっているだけに、何が起こるかわかりません。
女子シングル、はじめてのシニアのグランプリシリーズ参戦の永井優香は、
すべてのジャンプをスムーズに決め、2位の好発進。
まだ粗削りながら、しなやかさと落ち着いた優雅さを見せました。
浅田真央のFSと同じ「蝶々夫人」でしたが、彼女なりの可憐さがあった。
女子は、シニアデビューのシーズンに好成績を出す選手も多い印象なので、
永井優香にも、持ち前のダイナミックさを発揮してほしい。
村上佳菜子は、力強い「ムーランリュージュ」の「ロクサーヌのタンゴ」。
彼女が得意とする曲調だろうと思いますが、成長を感じます。
どうもダブルアクセルが鬼門、もったいなかった。
首位のアシュリーワグナーは、セクシーでおしゃれなプログラムで貫録。
やはりベテラン、トータルパッケージとして安定感がある感じです。
踊れるアシュリー・ワグナーの、最高傑作とまで思います。
エリザベータ・トゥクタミシェワは、冒頭は、片手をあげたダブルアクセルに。
大技を回避したものの、トリプルルッツがダブルに、
後半の連続ジャンプでも小さなミスが出て、まさかの7位発進。

 女子シングルSP結果
  01、アシュリー・ワグナー (アメリカ)…70.73
  02、永井優香…63.35
  03、村上佳菜子…59.79
  04、ケイトリン・オズモンド(カナダ)…59.21
  05、ポリーナ・エドモンズ(アメリカ)…56.85
  06、ジョシ・ヘルゲション(スウェーデン)…56.26
  07、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)…55.37
  08、ガブリエル・デールマン(カナダ)…54.13
  09、ベロニク・マレー(カナダ)…52.17
  10、アリーナ・レオノワ(ロシア)…52.08
  11、イザベル・オルソン(スウェーデン)…50.23
  12、エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)…49.84

男子シングル、シニア本格参戦の川原星は、大きなミスなく、9位発進。
フレッシュな勢いがありつつ、誠実な演技でよかった。
復帰戦となったパトリック・チャンは、彼らしい爽快感のあるプログラム。
4回転×3回転を詰まりながらも成功、苦手のトリプルアクセルで転倒のミス。
最後のトリプルルッツもダブルになりましたが、2位。
まだ本調子ではないのでしょうが、スケーティングだけでも魅せる。
首位に立ったのは、遅咲きの村上大介。
得意の4回転サルコウで手をつきましたが、つなぎを進化させた演技構成。
高いトリプルアクセル、トリプルルッツ×トリプルループは成功。
ヴォーカル入りのゆったりした曲に乗せ、やるべきことに集中できていた。
3位のアダム・リッポン、4位のナム・グエンにも光るものがありました。
羽生結弦は、実況では落ち着いた表情と言われていましたが、
テレビで見る限り、心をうまく整理できていないのかな、という印象でした。
闘争心がまさってしまっているのかしら、と邪推。
トリプルアクセルはきれいに決まり、後半、4回転トゥループが2回転になり、
ステップからのジャンプは3回転以上がルールなため、得点にならず。
最後のトリプルルッツにダブルトゥループ、ということで、
ダブルトゥループを2回、跳んでしまったため、両方がノーカウントになった。
ただ点差はそう開いていないので、深刻な問題は内容だけです。

 男子シングルSP結果
  01、村上大介…80.88
  02、パトリック・チャン(カナダ)…80.81
  03、アダム・リッポン(アメリカ)…80.36
  04、ナム・グエン(カナダ)…76.10
  05、ミハル・ブレジナ(チェコ)…75.46
  06、羽生結弦…73.25
  07、アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)…71.44
  08、キム・ジンソ(韓国)…68.64
  09、川原星…67.36
  10、キーガン・メッシング(カナダ)…67.13
  11、ティモシー・ドレンスキー(アメリカ)…62.46
  12、イ・ジュンヒョン(韓国)…47.19

女子シングルFSは11月1日3:00から、男子シングルFSは9:45から。
滑走順は、SPの下位からとなります。
男女ともにダブル表彰台の可能性があり、期待しています。

余談
「あさが来た」、五代才助が横浜に転勤したのは、明治2(1869)年5月。
史実では、浅子の舅・広岡正饒(まさあつ)は、その年に死去。
まだ26歳の正秋が後を継ぎ、浅子と信五郎が支えた。
ドラマでは、正秋にあたる榮三郎(年齢は下)が同じ子役のままで成長しない。
あさが表に出て行かざるをえない状況を強調、のためか。
あさと榮三郎は、会話がない気がします。
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