2016
03.31

羽生は首位、宇野4位スタート

世界選手権、男子シングルSPで首位に立ったのは、やはり羽生結弦。
期待されている中で実力を発揮するのは、本当に難しいこと。
4回転サルコウ、4回転トゥループ×トリプルトゥループ、
トリプルアクセルと、すべて成功させました。
このところの言動、今日の演技、演技が終わったときの雄叫び(?)から、
チャンピオンの座を奪い返したい、という思いがいかに強いか、がわかります。
(リンクの安全は守られなければなりません。改善は難しい。誤解もあろう。)
演技内容はすばらしかったけれど、ちょっと力が入っていた感じ。
もう少しリラックスして、身体の力を抜いた方がいいな、と素人目に見えました。
点差が少し開いていますが、FSまで1日空く日程では、
体調はもちろん、メンタルの管理がキーになるような気がします。

2位につけたのは、世界王者のハビエル・フェルナンデス。
冒頭の4回転トゥループ×トリプルトゥループは圧巻、4回転サルコウで転倒、
トリプルアクセルはきれいに決めたものの、羽生結弦と約12点差。
連覇の壁は厚く、また、SPに2種類の4回転を入れるのはとても難しい。
パトリック・チャンは3位発進、4回転トゥループ×トリプルトゥループが美しい。
鬼門のトリプルアクセルで転倒、転び方を見てもスピードがわかる……。
トリプルルッツは難なく決めて、演技をまとめました。
ステップや身のこなしはまさに、帰還した王者、といった印象でした。
今季はFSで追い上げているので、表情も明るい。
そして、初出場の宇野昌麿は4位、好位置につけました。
4回転トゥループ、軸が曲がった気もしましたが、きれいな着氷。
イーグルからのトリプルアクセルも、美しい。
トリプルフリップ×ダブルトゥループは、最初のジャンプがつまった感じで、
残念ながら、2つ目のジャンプはトリプルにならず。
それでも、はじめての世界選手権でよくやったと思いました。
スピンや表現、つなぎの部分がよいのは、金博洋と比べてよくわかります。

 男子シングルSP結果
  01、羽生結弦…110.56
  02、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)…98.52
  03、パトリック・チャン(カナダ)…94.84
  04、宇野昌磨…90.74
  05、金博洋(中国)…89.86
  06、ミハイル・コリヤダ(ロシア)…89.66
  07、アダム・リッポン(アメリカ)…85.72
  08、マックス・アーロン(アメリカ)…81.28
  09、イヴァン・リギーニ(イタリア)…81.17
  10、デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)…81.07
  11、ミハル・ブレジナ(チェコ)…79.29
  12、デニス・テン(カザフスタン)…78.55
  13、マキシム・コフトン(ロシア)…78.46
  14、ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー)…77.72
  15、ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)…77.43
  16、グラント・ホッホスタイン(アメリカ)…74.81
  17、ブレンダン・ケリー(オーストラリア)…71.04
  18、イ・ジュンヒョン(韓国)…70.05
  19、アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)…69.86
  20、シャフィック・ベセイエ(フランス)…69.23
  21、フィリップ・ハリス(イギリス)…68.53
  22、ジュリアン・ジー・ジェイ・イー(マレーシア)…67.60
  23、マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)…66.98
  24、イワン・パブロフ(ウクライナ)…65.20
  25、ハビエル・ラジャ(スペイン)…65.06
  26、閻涵(中国)…62.56
  27、ナム・グエン(カナダ)…61.61
  28、フランツ・シュトロイベル(ドイツ)…57.19
  29、デニス・マルガリク(アルゼンチン)…52.31
  30、スラビク・ハイラペティアン(アルメニア)…49.36

今季、先輩スケーターたちを少なからず動揺させたであろう、金博洋は5位。
得意の4回転ルッツは、珍しく着氷に余裕がなく、ターンからトリプルトゥループ。
トリプルアクセル、4回転トゥループはいつものように成功。
スピンやつなぎの部分だけを見ると、課題も多い。
上位と点差はそれほどなく、宇野昌麿とともに表彰台をねらえる位置。
想定外だったのは、FSに進めなかった閻涵、何が起こるか、わかりません。
波がある印象とはいえ、四大陸選手権では3位に入っていたのに。
4回転トゥループで転倒、トリプルアクセルはステッピングアウト、
連続ジャンプはシングルルッツに終わり、ミスが続いてしまいました。
今季はプログラムもよく、評価が上がっていただけに残念。

 女子シングルSP滑走順(4月1日1:10~)
  01、クリスティン・スポウル(英国)
  02、チェ・ダビン(韓国)
  03、ローリン・レカヴェリエ(フランス)
  04、ヤスミン・キミコ・ヤマダ(スイス)
  05、趙子セン(中国)
  06、マエ・ベレニス・メイテ(フランス)
  07、ケルシュティン・フランク(オーストリア)
  08、アンネ・リネ・ヤシェム(ノルウェー)
  09、ヴィヴェカ・リンドフォース(フィンランド)
  10、カイラニ・クレイン(オーストラリア)
  11、アレキサンドラ・ゴロフキナ(リトアニア)
  12、ソニア・ラフエンテ(スペイン)
  13、アンナ・フニチェンコワ(ウクライナ)
  14、ナタリー・ヴァインツィアール(ドイツ)
  15、トース・イヴェット(ハンガリー)
  16、エリシュカ・ブレジノバ(チェコ)
  17、エイミー・リン(台湾)
  18、ダーシャ・ゲルム(スロベニア)
  19、ニキ・ヴォリーズ(オランダ)
  20、李子君(中国)
  21、アナスタシヤ・ガルスチャン(アルメニア)
  22、アレイン・チャートランド(カナダ)
  23、パク・ソヨン(韓国)
  24、ニコル・ラジコワ(スロバキア)
  25、エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)
  26、ジョシ・ヘルゲション(スウェーデン)
  27、アンゲリーナ・クチバルスカ(ラトビア)
  28、ガブリエル・デールマン(カナダ)
  29、長洲未来(アメリカ)
  30、浅田真央
  31、アシュリー・ワグナー(アメリカ)
  32、ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)
  33、エフゲーニャ・メドベデワ(ロシア)
  34、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
  35、本郷理華
  36、宮原知子
  37、グレイシー・ゴールド(アメリカ)
  38、アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)

さて、明日は女子シングルのSPが行われます。
浅田真央は第6グループの4番目、本郷理華は最終グループの3番目、
宮原知子はその次の4番目に、登場します。

余談
お気に入りの三味線を奏でる新次郎、その音色を聞く、あさたち。
春、植樹した紅梅が1輪だけ咲いた。
見舞いに来た雁助も、すでに隠居、妻も先立ったとか。
亀助も今月限りで引退したい、と言うが、どうも許されない。
「啓介さん、守ったってぇな」
年齢的によくわからないけれど、それは藍之助の役割だと思っていた。
時間だけが解決してくれることも、この世にはたくさんある、とうめ。
普通に世間話をする、うめと雁助。
成澤と綾子が、女子大学校が最初の卒業生を出した、とあさに報告。
宜をいずれ留学させ、家政学の教授になってもらう予定、と。
日の出女子大学校は、ようやく財団法人になった。
ここでやっと、へえさんが財務面で協力していたことが判明した?
(ドラマを見ていると、あさが言うほど、夫や娘を放っていないような……。)
「あなたが、道を切り拓いたのよ。
成澤先生が、福沢諭吉さんや新島襄さんと並ぶ、
日本三大教育者の一人と言われるようになったのだって、
あなたの貢献もあるのです」
(あさの親友ポジションは、美和ではなく、綾子に……。)
「あなたは、裕福な家でお育ちになったけど、本当にあなたを育てたのは、
加野屋さんでの、お商売の苦労です。
だからこそ、こんなに勇敢な婦人が生まれたのだろうって。
あなたこそ、人生の戦場における、本物の勇者です」
新橋駅には、女子の出札係もいる!
「そらいっぺん、そのお方からテケツ買うてみとおますなぁ」
工藤サカエは、夫が理解のある人で、子育てが落ちついたら大学校に行く、と。
宜ちゃんのモデルの井上秀こそ、それでも留学もしたのだけれども。
初期の日本女子大学校には、教員や主婦、未亡人もいたとか。
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