オズモンド、チェンが初優勝

ミラノで開催されている世界選手権、男女シングルのFSが行われました。
女子シングルの優勝は、平昌五輪で銅メダルを獲得したケイトリン・オズモンド。
カナダの女子の優勝は、1965年のカレン・マグヌセン以来、45年ぶり。
そして、SP8位からの大逆転で2位まで追い上げた、樋口新葉に感動しました。
今季は、グランプリシリーズで誰よりも結果を残しながら、五輪に落選。
魂が抜けるほどのショックから奮起し、体調と気持ちを維持してきた成果です。
ノーミスの演技、すべてのジャンプやステップがクリーンでした。
宮原知子は3位、転倒はありましたが、彼女らしい細やかな演技で表彰台。
2015年の銀メダル以来、樋口新葉とともにダブル表彰台です。
僅差で並びましたが、日本女子のダブル表彰台は、
2011年の東京大会、記憶に残る安藤美姫、浅田真央以来となりました。
上位選手のミスがあったとはいえ、本人が実力を出さなければなかった順位。
最後まで何が起こるかわからない、フィギュアスケート……。

女子シングル結果
 01、ケイトリン・オズモンド(カナダ)…223.23
 02、樋口新葉…210.90
 03、宮原知子…210.08
 04、カロリーナ・コストナー (イタリア)…208.88
 05、アリーナ・ザギトワ(ロシア)…207.72
 06、ブラディー・テネル(アメリカ)…199.89
 07、ガブリエル・デールマン(カナダ)…196.72
 08、マリア・ソツコワ(ロシア)…196.61
 09、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)…192.31
 10、長洲未来(アメリカ)…187.52
 11、エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)…186.85
 12、マライア・ベル(アメリカ)…174.40
 13、ニコル・ショット(ドイツ)…174.13
 14、ローリン・レカヴェリエ(フランス)…173.23
 15、キム・ハヌル(韓国)…170.68
 16、ヴィヴェカ・リンドフォース(フィンランド)…166.23
 17、カイラニ・クレイン(オーストラリア)…154.41
 18、エリシュカ・ブレジノバ(チェコ)…153.14
 19、スタニスラワ・コンスタンチノワ(ロシア)…153.03
 20、アレクシア・パガニーニ(スイス)…149.66
 21、エリザベッタ・レカルディ(イタリア)…149.17
 22、ダーシャ・ゲルム(スロベニア)…144.51
 23、トース・イヴェット(ハンガリー)…136.87

五輪の金メダリスト、アリーナ・ザギトワは、ジャンプのミスが相次いで5位。
はじめての世界選手権、疲労もプレッシャーも大きかったと思います。
後半にまとめたジャンプで3度の転倒、策が裏目に出た格好に。
ジャンプの間隔が短ければ、気持ちも感覚も立て直す余裕がありません。
先輩のエフゲニヤ・メドベデワのいない大きな試合、頑張りました。
演技構成点だけでは戦えない、アリーナ・ザギトワの課題も見えたでしょう。

 男子シングル結果
  01、ネイサン・チェン(アメリカ)…321.40
  02、宇野昌磨…273.77
  03、ミハイル・コリヤダ(ロシア)…272.32
  04、オレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)…258.28
  05、友野一希…256.11
  06、デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)…254.86
  07、ドミトリー・アリエフ(ロシア)…252.30
  08、キーガン・メッシング(カナダ)…252.30
  09、ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)…249.57
  10、ミハル・ブレジナ(チェコ)…243.99
  11、マックス・アーロン(アメリカ)…241.49
  12、アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン)…237.79
  13、田中刑事…236.66
  14、ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)…235.24
  15、パウル・フェンツ(ドイツ)…230.92
  16、ロマン・ポンサール(フランス)…229.20
  17、マッテオ・リッツォ(イタリア)…225.44
  18、ブレンダン・ケリー(オーストラリア)…223.85
  19、金博洋(中国)…223.41
  20、ダニエル・サモヒン(イスラエル)…214.01
  21、ジュリアン・ジー・ジェイ・イー(マレーシア)…209.03
  22、ドナバン・キャリロ(メキシコ)…200.76
  23、スラビク・ハイラペティアン(アルメニア)…199.72
  24、フィリップ・ハリス(イギリス)…187.69

男子シングルは、転倒が相次いだ波乱の展開となりました。
何と言っても友野一希、8位となった昨日の演技と同様に、今日もパーフェクト。
躍動感のある、生き生きとした演技は爽快で、将来性を感じさせました。
しっかりと4回転も成功させて、補欠出場という難しい状況ながら大躍進の5位。
FSだけなら3位、スモールメダルを獲得です。
右足甲の痛みの影響が危惧された宇野昌麿は、2年連続の2位。
転倒があったものの、後半で連続ジャンプを入れたガッツは流石でした。
あれだけのリカバリーができたことが、宇野昌麿の実力にちがいない。
インタビューでは、痛みはない、調整の失敗、と言っていましたが、
様子を見ていても痛いはず、言葉の裏にいろいろな思いを抱えた選手でしょう。
それは、自分を鼓舞するためでもあるのかもしれません。
(本当のところは本人のみ知る、町田樹さんも五輪のときに言っていました。)
初優勝のネイサン・チェン、五輪の経験がすでに糧になっているのだと感じます。
圧巻の4種類の4回転を6度、今後、もう1度あるかどうかわからない構成。
金博洋は、SP4位、FS23位で、総合19位という……。
田中刑事は13位、4回転を跳び、ミスを最小限にとどめて成長を見せました。
男子代表のお兄さん役として、支えてくれたと思います。

来季の世界選手権は埼玉スーパーアリーナ、男女ともに「3」枠を獲得しました。
自分たちで勝ち取った枠を自分のものにできるかどうかはまた別の戦い。
この結果を誇りと勇気にして、来季以降も頑張ってほしいな、と願っています。
長かったシーズン、新プログラム作成やアイスショーなどもありますが、
まずはゆっくり休んで、怪我を治して、羽を伸ばしてください。

余談
あまり話題にも上らなかった大人の土ドラ「家族の旅路」も、最終回。
実は祐介ではなく光男だった息子とその妹、父を受け入れ、これも家族。
今回、疑似家族を描いた「anone」、LGBTの義弟を描く「弟の夫」、
さまざまな家族のあり方を問いかけた「隣の家族は青く見える」、
あるいは尼~ずの「海月姫」も含め、「家族」の多様性が広がった気がする。
「わろてんか」も北村笑店のみんなは「家族」、テーマは「家族」だった。

Tag:フィギュアスケート 

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