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羽仁もと子の妹、千葉くら

ネットの波に乗っていて、青森県の女子高が共学化されることを知りました。
女子校、男子校の共学化のニュースは、近年、よく耳にしますが、
青森県内では、2019年度以降、残る女子高は1校のみになってしまうとか。
進学する側にとっては、通学範囲内で選択肢が減るのは残念。

 青森・柴田女子高 少子化による入学者減少で19年度から男女共学化へ

 青森県弘前市の柴田女子高校(森下好宣校長)が2019年度に
 男女共学化する方針を固めたことが、16日までの同校への取材で分かった。
 少子化による入学者減少に伴い、男子生徒の受け入れを決めた。
 2月27日に開かれた学校法人柴田学園(同市)の理事会で共学化を承認した。
 共学となった後も普通科、家政科、情報科の3学科を維持、
 定員(1学年210人)も変更せず現校舎を使用する。
 新たな校名は在校生と教職員へのアンケートなどを経て4月中に決定する。
 今後、県に対し校名・学則変更届けなどの必要な手続きを進める。
 同校は1923(大正12)年に創立した
 弘前和洋裁縫女学校を母体に48年(昭和23)年に開校。
 家庭科教育を特色に発展を遂げてきた。
 しかし少子化により、2000年度に600人台だった生徒数が
 17年度は282人まで減少。
 安定した学校経営に向け、共学化に踏み切った。
 森下校長は「女子(の入学者)だけで学校を維持するのは難しい。
 調理師養成コースの新設などさまざまな手を打ってきたが
 生徒数増加にはつながらなかった。
 残された最後の手段として決断した」と語った。
 県内では05年度の八戸聖ウルスラ学院高校、
 15年度の青森明の星中学・高校など共学化が進んでいる。
 19年度以降、女子高校は千葉学園(八戸市)のみとなる。
 同校は東奥日報紙取材に、
 「生徒数の減少は顕著だが、現時点で共学化の予定はない」とした。
. (2018年3月17日「東奥日報」)

そして、その唯一の女子高となるのが「千葉学園」である点に注目しました。
あれ、どこかで聞いたような、と記憶の糸をたどると、創立者は千葉くら。
この千葉くらは、自由学園を創立した、羽仁もと子の妹なのです。
羽仁もと子は、青森県八戸市の出身なのでした。
現在の千葉幼稚園の園長でいらっしゃる、千葉くらのひ孫の岡本潤子さんは、
自由学園の卒業生でもいらっしゃる、とのこと。
ちなみに、羽仁もと子の没後60年となった2017年から、
八戸市に本社のある、デーリー東北新聞社発行『デーリー東北』にて、
羽仁もと子の生涯について、連載されていましたが、
デーリー東北の社長だったのは、羽仁もと子や千葉くらの兄弟の松岡八郎。
(なお、千葉学園の普通科は共学化され、向陵高等学校として独立。)

余談
3月31日で年度が終わり、4月1日からすぐに新年度が始まる。
当たり前のことではあるけれど、この無限ループがつらい。
降りられないエスカレーターみたい、踊り場がほしい。
大晦日から元日は思わないのに、年度移行は重い。

Tag:女子教育 

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