[No.818] 2008/07/01 (Tue) 23:58
『女学校と女学生』
現在でも、女子校や女子大は、特殊な場所ではあると思います。
ただその中にすっかり安住してしまうと、もうそれがごく普通の世界に。
明治の女学校に関しても、実は以前から興味があるのです。
女子教育を先導してきた女学校を前身とする伝統校が、私の母校です。
前にも書いたように、「紅緒」の後輩であり、「万里子」の後輩だから。
少女小説の流行、ミッション女学校のあり方など、興味深い内容ばかり。
とりわけ、女学校という共同体における特異な関係として「エス」がおもしろい。
「シスターフッド」の頭文字を取った「エス」は、「ロマンティックな姉妹関係」。
たいていは「手紙」から、その関係が始まるのだそうで、文通したり。
異性への思いとは微妙にちがい、その手紙にも、憧れや思いやりが見える。
女学校によっては呼び方が異なり、「ご親友」とか「おハイカラ」、「オネツ」とか。
こうした関係性は、少女雑誌や少女小説に登場した、「女学生文化」。
いわば結婚前の、身体をともなわない、「清い」「慈しみ会う」関係なわけです。
学部時代、おしゃべりの多かった女子大生に、年配の講師の先生が、
「○○女子大の学生として恥ずかしくないのか」と怒鳴ったことがありました。
「ここは、○○女子大や○○女子大のような裁縫学校から始まった学校とちがう」
「女子に学問を教えるために開かれた女学校の学生として情けない」と。
私が在学当時は、まだ「ごきげんよう」の挨拶も残っていました。
ただその中にすっかり安住してしまうと、もうそれがごく普通の世界に。
明治の女学校に関しても、実は以前から興味があるのです。
女子教育を先導してきた女学校を前身とする伝統校が、私の母校です。
前にも書いたように、「紅緒」の後輩であり、「万里子」の後輩だから。
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少女小説の流行、ミッション女学校のあり方など、興味深い内容ばかり。
とりわけ、女学校という共同体における特異な関係として「エス」がおもしろい。
「シスターフッド」の頭文字を取った「エス」は、「ロマンティックな姉妹関係」。
たいていは「手紙」から、その関係が始まるのだそうで、文通したり。
異性への思いとは微妙にちがい、その手紙にも、憧れや思いやりが見える。
女学校によっては呼び方が異なり、「ご親友」とか「おハイカラ」、「オネツ」とか。
こうした関係性は、少女雑誌や少女小説に登場した、「女学生文化」。
いわば結婚前の、身体をともなわない、「清い」「慈しみ会う」関係なわけです。
学部時代、おしゃべりの多かった女子大生に、年配の講師の先生が、
「○○女子大の学生として恥ずかしくないのか」と怒鳴ったことがありました。
「ここは、○○女子大や○○女子大のような裁縫学校から始まった学校とちがう」
「女子に学問を教えるために開かれた女学校の学生として情けない」と。
私が在学当時は、まだ「ごきげんよう」の挨拶も残っていました。





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